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2024.09.07

2024.08.30

【2024年版】セカンドハウスローンとは?各社金利&手数料や比較まとめも紹介

セカンドハウスローンとは?住宅ローンとの違い

出典:pixta.jp

セカンドハウスとは、日常的に居住しない第二の家のことを指します。2つ目の家を探す際、新たにローンを組もうと考えている方は、セカンドハウスローンと通常の住宅ローンの違いを把握しておきましょう。

セカンドハウスは、それ専用のローンか【フラット35】のローンを組むことができます。【フラット35】とは、民間金融機関と住宅金融支援機構によるローンで35年間固定金利で返済できるものです。

下記では、【フラット35】を含むセカンドハウスローンと、通常の住宅ローンの具体的な違いをご紹介します。

 

セカンドハウスローンの特徴①: 金利が高い

通常の住宅ローンの金利は0.4~1%ほどですが、セカンドハウス専用ローンの金利は1~3%と、高く設定されています。

 

それは、契約者がダブルローン(住宅ローンの返済が残っている状態でセカンドハウスローンを契約する)であったり、住宅ローンに比べ借入時の年齢も高齢であったりするため、金融機関側にリスクがあるからです。

 

セカンドハウスローンの特徴②: 融資上限が大きい

セカンドハウスローンのメリットとして、住宅ローンに比べて融資上限が大きいことが挙げられます。富裕層向けであれば1億円を超えるローン商品もあります。

 

セカンドハウスローンの特徴③: 審査が厳しい

デメリットとしては、審査の厳しさが挙げられます。年収や返済能力(健康状態など)の他、既に1件目の住宅ローンを組んでいる場合は返済状況も査定されます。

 

セカンドハウスローンの特徴④: 既に所有している物件も対象

セカンドハウスローンは、既に所有している物件のリフォーム、改築費用も融資対象というのが大きな魅力の一つです。※一部金融機関のみ取り扱い可

 

セカンドハウスローンの特徴⑤: 住宅ローン控除は適用外

注意していただきたいのは、セカンドハウスローンは住宅ローン控除の対象外である、という点です。

 

通常の住宅ローンであれば住宅ローン控除として所得税や住民税の減税につながる制度が受けられますが、セカンドハウスは適用外です。

 

セカンドハウスローンの各社金利&手数料の一覧

出典:pixta.jp

次に、住宅ローンの人気も高い金融機関から、厳選した5社のセカンドハウスローンをご紹介します。

 

1.楽天銀行住宅ローン【フラット35】

出典:楽天銀行

ローン名 楽天銀行住宅ローン【フラット35】
金利(2024年8月1日現在) 【団信なし】返済15年~20年以下:1.26%

      返済21年~35年以下:1.65%

【団信あり】返済15年~20年以下:1.46%

      返済21年~35年以下:1.85%

融資事務手数料 借入額の1.1%(税込)

 ※楽天銀行以外の口座の場合は1.43%(税込)

 ※繰り上げ返済手数料:無料

保証料 無料 ※プランにより変動します
公式サイト https://www.rakuten-bank.co.jp/home-loan/flat35/second-house/

 

楽天銀行の【フラット35】は、通常の住宅ローンと同様のローン商品を、セカンドハウスや別荘にも適用できます。【フラット35】の取り扱い金融機関は多くありますが、その中でも業界最低水準の金利を誇ります。また、楽天会員ランクに合わせた楽天ポイントを受け取れる点も大きなメリットといえます。

 

2.りそな住宅ローン【フラット35】(機構買取型)

出典:りそな銀行

ローン名 りそな住宅ローン【フラット35】機構買取型
金利(2024年8月現在) 【団信あり】借入期間20年以下:1.46%

      借入期間21年以上:1.85%

 ※メニューにより変動します

融資事務手数料 借入額の1.87%(税込)

 ※繰り上げ返済手数料は無料

保証料 無料
公式サイト https://www.resonabank.co.jp/kojin/jutaku/flat35/

 

りそな銀行の【フラット35】もセカンドハウスに対応しています。楽天銀行と比べると事務手数料がやや高いですが、100万円~8,000万円までの借り入れが可能で、中古住宅の購入もできる自由度の高さが魅力です。

 

何より特徴的なのは、勤続年数の制限がないことです。通常の住宅ローンであれば2年以上勤続した記録が必要ですが、りそな住宅ローン【フラット35】は年数問わず申し込みが可能で契約社員や派遣社員の方もローンを組むことができます。

 

3.イオン銀行 セカンドハウスローン(別荘等)

出典:イオン銀行

ローン名 イオン銀行セカンドハウスローン(別荘等)
金利(2024年8月現在) 変動金利:0.72%
融資事務手数料 ①②より選択

①定額型:110,000円(税込)

②定率型:借入額の2.2%(税込)※最低取扱手数料220,000円(税込)

※ 定率型の場合、定額型にくらべ借入利率が年0.2%低くなる

※ 別途、印紙代、登録免許税、司法書士宛報酬等あり

金利変更手数料:無料

一部繰上返済手数料:無料

全額繰上返済手数料:55,000円(税込)

保証料 無料
公式サイト https://www.aeonbank.co.jp/housing_loan/secondhouse/

イオン銀行にはセカンドハウス専用のローン商品があります。事務手数料は他社に比べ高めの設定ですが、低金利で早く返済したい人にはおすすめです。また、完済するまでの間、イオングループでのお買い物が毎日5%割り引かれるイオンセレクトクラブの特典もあります。

 

セカンドハウス専用のローンのため審査が通常の住宅ローンよりは厳しく、勤続年数3年以上、年収500万円以上の方向けの商品となっています。

 

4.SMBC信託銀行セカンドハウスローン

出典:SMBC信託銀行

ローン名 SMBC信託銀行セカンドハウスローン
金利(2024年8月現在) 【基準金利】※参考

変動金利(1年見直し):2.97%

固定金利(10年間):3.81%

●Aプラン(金利重視)

~初回借入金利~

【基本プラン】

変動金利:1.37%

固定金利:2.38%

●Bプラン(初期費用重視)

~初回借入金利~

【基本プラン】

変動金利:1.62%

固定金利:2.63%

※プランによって変動します

融資事務手数料 無料あり※プランによって異なります
保証料 無料
公式サイト https://www.smbctb.co.jp/product/loan/second_loan.html

 

SMBC信託銀行は、ここまでご紹介した中では金利は高い方ですがパソコンやタブレットでも申し込みでき、団体信用生命保険(団信)の保障が最大2億円までと、安心安全のサービスが魅力です。

 

信託銀行ということもあり最大借入額は2億円で、リゾート物件などをお考えの方におすすめです。

 

5.住信SBIネット銀行【フラット35】

出典:往信SBIネット銀行

ローン名 往信SBIネット銀行【フラット35】
金利(2024年8月現在) 固定金利(全期間固定)

【団信あり】返済15~20年以下:1.46%

      返済21~35年以下:1.85%

融資事務手数料 借入額の2.2%(税込)

 ※一部繰り上げ返済手数料は無料

 ※保証型×固定金利の場合、全額繰り上げ返済33,000円(税込)

 ※電子契約事務手数料5,500円(税込)

保証料 無料
公式サイト https://www.netbk.co.jp/contents/lp/flat35/main01/index.html?utm_source=aff&utm_medium=cpa&utm_campaign=vc&utm_content=flat&argument=h2rEemsk&dmai=a63d369510603f&_acr=19affff5e3e28f6f73b9a035e2c6d184&_acreqid=03f3dce6-170f-4bf8-a4

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ネット銀行の中でも特に【フラット35】のサービスに力を入れている往信SBIネット銀行は、住宅を証券のように売買できるようにする買取型だけでなく、契約者が返済できなくなった際に住宅金融支援機構が保険金を支払う保証型も取り入れています。保証型の場合、住宅購入価格の10%を支払うことによってより低金利で借り入れることができます。

 

また、団信の全疾病保障を無料で付帯できることも大きなメリットです。

 

【フラット35】とセカンドハウス専用ローンはどちらを選べばいい?

出典:pixta.jp

 

【フラット35】とセカンドハウス専用ローンは、物件の価格や市場金利によってもかかる費用が違うため、一概にどちらが良いとは言い切れません。

 

セカンドハウス専用ローンは中古物件での融資もでき、融資上限額も大きいものの金利が高いというデメリットはあります。しかし【フラット35】も金利が低く設定されている代わりに、他のローンを完済していないと新規ローンが組めない場合や市場金利が低い時期にその恩恵を受けられないというデメリットもあります。

 

それぞれの金融機関の金利や手数料を比較しながら、返済プランをシミュレーションしてみましょう。

 

低金利のローンでセカンドハウスライフを楽しもう

出典:pixta.jp

 

本記事ではセカンドハウス専用ローンや【フラット35】など、各金融機関のローンの特徴や金利、手数料も併せてご紹介しました。セカンドハウスローンは住宅ローンに比べ金利が高く設定されていますが、その中でも低金利のものは存在します。安易に決めず、じっくり時間をかけて選びましょう。またセカンドハウスと同時に住み替え(買い替え)の検討をする方が増えています。ARUHI住み替えコンシェルジュではどちらが可能性が高いか、向いているか一緒にプランを検討します。無料で参加可能のため、多くのご予約をお待ちしております。

 

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この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。

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