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2024.09.08

2024.07.20

住宅ローンが支払えない場合に起こる事とは?対処方法や注意点について解説

住宅ローンが支払えるか不安な場合は、早急に金融機関に相談を行い、問題解決をはかりましょう。対処方法を間違えると自宅に住めなくなったり、状況が悪化する場合があります。本記事では住宅ローンが支払えない場合に起こることや対処方法、やってはいけないNG行動について解説します。住宅ローンの支払いに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

 

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住宅ローンが支払えないとどうなるのか

出典:pixta.jp

 

住宅ローンの支払いが滞りそうな場合、支払えないとどうなるのか気になる方は多いはずです。ここでは住宅ローンの支払いができなくなった場合に起こる以下のことについて解説します。

 

  • 督促状や催告書が届く
  • 残高の一括返済を求められる
  • 自宅が差し押さえられる

督促状や催告書が届く

住宅ローンの支払いを行わないと、債権を持っている金融機関からローンの支払いを求める督促状が届きます。そのまま無視して支払いをしない場合、数回の督促状が届いた後に催告書が届きます。催告書は支払いの最終期限を知らせるもので、従わない場合に法的措置を持って債権を回収するという通知です。催告書は通知したことは郵便局が証明する内容証明郵便で届くため、見ていないという主張は通らず、無視できない仕組みになっています。

 

残高の一括返済を求められる

債務者に催告書が届いた後は残っているローンの一括返済を求められます。金融機関は債権の回収を進めるために保証会社に代位弁済を求めます。代位弁済は債務者に代わって保証会社がローンの支払いを行うもので、その後、保証会社から債権者に対して一括返済が要求されるものです。一般的に支払いを6回滞納すると、一括返済に至るといわれています。

 

自宅が差し押さえられる

保証会社からの一括返済の要求に対応できない場合、住宅の差し押さえが行われて物件は競売にかけられます。この段階になると、住宅の所有権は無くなっているため立ち退くしかありません。

 

住宅ローンが支払えない原因・理由

出典:pixta.jp

 

一般的に住宅ローンが支払えなくなる理由には以下のようなものがあります。

 

  • 会社の倒産や解雇などで収入が減った
  • 離婚による慰謝料の発生
  • 病気やケガなどで収入が減少した
  • 生活費や教育費など経済的負担が多くなり支払えない

 

督促状が届いた際に上記のような理由がある場合は、金融機関に支払えない理由を説明して返済方法の変更ができるので、早めに相談することが重要です。

 

住宅ローンが支払えない場合の対処法

出典:pixta.jp

 

住宅ローンが支払えない場合の対処法には以下のようなものがあります。

 

  • 金融機関に相談する
  • 家を売却する
  • 住宅ローンの借り換えを行う
  • 保険適用の有無を確認する

 

それぞれについて解説します。

 

金融機関に相談する

住宅ローンが支払えなくなった場合、債権を持っている金融機関に今後の支払いについて相談しましょう。一般的な対応としては支払い期限の延長や、利息払いのみにして月々の支払い額を抑える方法が取られます。金融機関に支払い方法の変更を了承してもらうためには、納得できる理由が必要です。

 

家を売却する

住宅ローンが支払えない場合の対処として任意売却があります。任意売却なら競売価格より高い金額での売却が期待できる上、引っ越し費用の確保や無理のない残債の分割返済が可能になります。物件の売却までには時間がかかるため、金融機関に早めに相談して手続きを進めることが重要です。

 

住宅ローンの借り換えを行う

住宅ローンが支払えない場合の対処として住宅ローンの借り換えがあります。現在の契約よりも低金利の金融機関で新しくローンを組み直して支払い額を軽減する方法です。住宅ローンの借り換えには時間や手数料がかかるため、効果が期待できるか試算することが重要です。

 

保険適用の有無を確認する

住宅ローンが支払えない場合の対処として、団体信用生命保険を利用する方法があります。団体信用生命保険は残債がある段階で債務者が死亡もしくは所定の高度障害といった不測の事態に陥った場合に限り、保険金をもとに金融機関に対して弁済を行う保険のことです。団体信用生命保険はローン契約時に加入が義務づけられている保険であるため、適用できる事態の場合は利用しましょう。

 

住宅ローンが払えない場合に注意すべきこと

出典:pixta.jp

 

住宅ローンが払えないときにやってはいけないことには以下のようなものがあります。

 

  • キャッシングやカードローン
  • 放置する

 

キャッシングやカードローン

住宅ローンが支払えない場合に他の金融機関を利用してキャッシングやカードローンの契約を結ぶのは避けましょう。金利が高くなることが多く、その場しのぎの対応となってしまう可能性が高いため避けるべきです。

 

放置する

住宅ローンが支払えない場合に放置するのは避けるべきです。これまで説明したように自分の意向は無視されて競売による売却が行われます。放置すると今後の返済に向けた準備をする前に、話が進んでしまうため、早めに金融機関に返済計画について相談しましょう。

 

住宅ローンが払えない場合は早めに相談しよう

出典:pixta.jp

 

住宅ローンが払えない場合は早めに金融機関に相談して、対処方法を決めましょう。返済期限の延長や返済方法の変更が可能な場合があり、支払いのペースを緩やかにすることが可能です。状況が悪化するため、放置やキャッシングやカードローンといった対応を行わないようにしましょう。住宅ローンの返済に悩む方は本記事を参考にして問題解決に有効な対応を行ってください。

 

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この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。

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