COLUMN COLUMN コラム

  • 売却・資金計画・購入

2024.12.05

2024.09.09

住宅ローンの借入可能額を増やしたい!増やすことはできる?ポイントを解説!

家探しをしていると、希望の物件はあるが、住宅ローンの融資承認金額が希望物件の購入に足りないケースに直面することがあります。毎月の支払い自体は問題ないという場合は、非常にもどかしいケースです。このような場合に住宅ローンの借入可能額を増やすことはできるのでしょうか?答えは金融機関によってはできる場合があります。

 

\ご自宅にいながら約60分で相談できる/

無料オンライン相談予約はこちら

 

借入金額の目安

審査金利と総返済負担率という考え方がベースになることが一般的です。

※その他条件も加味して審査します

 

総返済負担率(返済比率)

 

総返済負担率(返済比率)とはすべての借入(審査する住宅ローンも含む)の年間返済額が年収に占める割合です。金融機関によって何%で設定しているかは異なります。

 

例えば【フラット35】の場合は、年収400万円を境に%が変わっており、年収400万円未満の場合は30%、年収400万円以上の場合は35%としています。

 

参照:フラット35|【フラット35】

 

各金融機関の相場は30%から40%と言われていますが公表していないケースがほとんどです。

 

例)年収400万円、年間返済額が120万円(毎月10万)の場合は総返済負担率は30%です。

 

120万円(年間返済額)/400万円(年収)=30%

審査金利

 

審査金利とは融資利用後に実際に適用する金利ではなく、審査時に総返済負担率を算出するときに用いる金利です。

3%から4%くらいが一般的といわれていますが総返済負担率と同じく公表されていないケースがほとんどです。

 

例題

 

A銀行(総返済負担率35%、審査金利4%、)でBさん(年収600万円、借入(カーローン:月2万、ボーナス払いなし)、35年借入、元利均等払い)の方の借入上限の目安はいくらくらいでしょうか。

 

A銀行

総返済負担率 35%
審査金利 4%

 

Bさん

 

年収 600万円
借り入れ カーローン(2万円/月)
住宅ローン借り入れ年数 35年
支払い方法 ボーナスなし/元利均等

 

解説

 

年収600万円の総返済負担率35%は600*35%=210万円のため、カーローン等含めて年間の返済金額が210万円以下が借入の目安となります。

カーローンの支払いが2万円*12か月=24万円/年となるため、住宅ローンで負担する上限の目安は196万円となります。

審査金利4%で計算すると3,800万円を金利4%で借り入れた場合の年間返済金額が約196万円となります。

 

ここまでの考え方をもとに、借入金額がより増える金融機関探しのポイントです。

 

借入金額が増える可能性がある金融機関探しのポイント

審査金利が低い金融機関を探す

 

審査金利が低いと借入可能額も計算上伸びます。例えば【フラット35】の審査金利は審査時の実行金利を採用しています。

【フラット35】の9割超の2024年9月に取扱金融機関が提供する最も多い金利が1.93%です。先ほどのBさんの例だと約5,000万円借り入れできる可能性がございます。

 

参照:フラット35|金利情報

返済期間が長い金融機関を探す

 

住宅ローンの返済期間は35年の機関が多いのですが、長期の返済期間を設定している金融機関もございます。

40年のローンや、50年のローンもあるので、借入可能額が伸びる可能性があります。

また最終返済年齢は79歳11カ月の金融機関が多いですが、84歳11カ月の金融機関もあったりします。

実際に借入する期間を伸ばすことで返済比率により入りやすくなる可能性がございます。

 

審査採用年収が上がる金融機関を探す

 

金融機関によって、給与だけでなくほかに収入としてみなすことができる項目が異なります。またローンを利用する人も本人だけでなく、配偶者や両親などと一緒に組むことができるかは金融機関によって異なります。同じお客様でも金融機関によって審査採用年収が異なると、承認を受けることができる金額が変わる可能性があります。

 

金融機関探しによって、購入できるかできないか結果が変わる可能性があります。

無料でオンライン相談を承っているのでリンクよりご予約ください。

 

高いコンサルティング能力が必要

借入金額が増える可能性がある金融機関探しのポイントを確認しました。これらは一般的に公表されているものでもございません。そして公表されていても一人ひとり異なる顧客に併せて住宅ローンの提案をする必要があるため高いコンサルティング能力を有した担当者が必要となります。希望の融資条件を得るためには、優秀な担当者に相談することも大切な要素です。ARUHI 住み替えコンシェルジュでは提携している会社の担当者をお客様の状況や希望にあわせて個別でご紹介しています。ご興味がある方は無料オンライン相談にて承ります。

 

\ご自宅にいながら約60分で相談できる/

無料オンライン相談予約はこちら

住宅ローンの返済負担を軽減する方法

住宅ローンの返済負担は長期にわたるため、少しでも負担を軽くする方法を知っておくことは重要です。返済を楽にするためには、金利引き下げや返済計画の見直し、繰り上げ返済をうまく活用することが効果的です。

 

借り換えによる金利引き下げの活用方法

住宅ローンを借り換えることで、金利を引き下げることができる可能性があります。金利が低い時期に借り換えることで、返済額を減らし、総返済額を削減することができます。

 

特に、変動金利から固定金利に切り替えたり、他の金融機関の方が低金利を提供している場合は、借り換えを検討する価値があります。しかし、借り換えには手数料や登記費用などのコストが発生するため、これらの費用を差し引いても借り換えによる節約効果があるかどうかを慎重に計算することが重要です。

 

返済額の見直しによる負担軽減策

住宅ローンの返済額を見直すことで、月々の支払い負担を軽減することができます。返済額が高すぎると感じる場合、返済期間を延長することで月々の返済額を減らすことができます。

 

返済期間を延ばすと総返済額は増える可能性がありますが、現在の生活に合った無理のない返済額に調整することができます。逆に、生活が安定している場合は、返済額を減らすのではなく、返済期間を短縮することで、総支払額を抑える方法もあります。

 

繰り上げ返済を効果的に利用するポイント

繰り上げ返済は、余裕資金を使って元本を減らす方法です。元本が減ることで利息の支払いも減少し、総返済額を抑えることができます。特に、ボーナス月や臨時収入があった場合は、繰り上げ返済を活用して負担を減らすことができます。

 

ただし、繰り上げ返済をする際には、金融機関によって手数料がかかることがあるため、その点も確認しておくことが大切です。繰り上げ返済のタイミングや方法(元金均等返済・返済期間短縮)によっても効果が異なるので、自分にとって最も効果的な方法を選びましょう。

 

住宅ローンを借りる際に押さえるべき注意点

住宅ローンを借りる際には、返済額や返済期間だけでなく、総返済額や将来的なリスクについても慎重に検討することが重要です。以下の点を押さえておくことで、無理なくローンを返済できるようになります。

 

返済期間と総返済額のバランスを取る重要性

住宅ローンの返済期間を長くすると月々の返済額は軽くなりますが、総返済額が大きくなるため、結果的に支払う利息が増えることになります。一方、返済期間を短縮すると月々の返済額は増えますが、総返済額を減らすことができます。

 

どちらが自分にとって適切かを考えることが重要です。ライフプランを見据え、将来の収入の見込みや家族の状況を踏まえた返済計画を立てましょう。

 

借入額が増えすぎないように注意する方法

住宅ローンの借入額は、返済能力に見合った範囲内で設定することが重要です。借入額を大きくしすぎると、月々の返済が負担となり、生活の質を犠牲にすることになります。

 

金融機関の審査では借入額に対する返済比率がチェックされますが、実際に自分の生活に合った金額を借りることが大切です。また、返済以外にも生活費や教育費、将来のライフイベントに備えた貯金などの余裕を持たせることも考慮しましょう。

 

急な金利上昇に備えたリスク管理の方法

住宅ローンの金利は変動する可能性があるため、金利上昇に備えることが大切です。特に変動金利を選んだ場合、金利が上昇すると月々の返済額が増える可能性があります。

 

金利上昇に備えたリスク管理として、将来的に金利が上がることを見越して、早期の繰り上げ返済を行ったり、金利の上昇に影響を受けにくい固定金利への切り替えを検討することが有効です。事前に金利変動のリスクについて理解し、対応策を講じておくことが重要です。

 

住宅ローンを上手に管理するためには、返済計画や借入額の設定、金利変動への備えなど、さまざまな要素を考慮することが求められます。無理のない返済計画を立て、必要に応じて負担軽減策を取り入れることで、住宅ローンを安心して返済していくことができます。

 

優秀な担当者に早めに相談し取りうる選択肢、とるべき行動を可視化すべし

今回は住宅ローンの借入可能額を増やすためのポイント解説しました。闇雲に審査をしても希望の条件が成就する可能性は低いです。優秀な担当者に早めに相談し、取りうる選択肢や取るべき行動の可視化をしましょう。ARUHI 住み替えコンシェルジュでは不動産購入に関する相談を無料で承っています。優秀な担当者のご紹介もしておりますので、気になる方はぜひ無料オンライン相談をご利用ください。

 

\ご自宅にいながら約60分で相談できる/

無料オンライン相談予約はこちら

 

この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。

完全版住み替えガイドブック
無料配布中!

✓住み替えの流れや資金計画などがわかる!

✓不動産会社・担当者の“7つ”の見極めポイントが
わかる!

住み替えガイドブック 全14ページ
あなたのマイホームのお値段は?

今すぐクイック査定

【最短60秒】ご自宅の今の価格がわかります