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2024.09.29

2024.09.29

住宅ローンは共同名義がおすすめ?メリットや注意点を解説!

本記事では、住宅ローンを共同名義で組む際のメリットや注意点について詳しく解説します。共同名義にすることで、借入可能額の増加や審査の通過率向上などの利点がありますが、一方で返済責任の共有や法的トラブルのリスクも考慮する必要があります。共同名義の住宅ローンを効果的に活用するためには、トラブルを回避するために計画性が非常に重要です。ぜひ本記事を参考に、共同名義の住宅ローンについての知識を深めてください。

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住宅ローンの共同名義とは?

出典:pixta.jp

 

住宅ローンの共同名義とは、その名の通り住宅ローンを複数人の名義で組むことです。例えば、夫婦がそれぞれの名義を使って1つの住宅ローンを組むことが共同名義となります。数多くのメリットがあり、共同名義を選択する夫婦も増えつつあります。

住宅ローンの共同名義のメリット

出典:pixta.jp

 

共同名義には以下の3つのメリットがあります。

 

  • 借入可能額の増加
  • 収入合算による審査の通過率向上
  • 返済負担の分散

 

それぞれ詳しく解説します。

借入可能額の増加

住宅ローンの審査において重要視されるのは「返済が滞りなく行われるか」という点です。共同名義にすれば、住宅ローンの支払いを1人に依存する必要がありません。そのため、住宅ローンを問題なく返せる可能性が高いと判断され、借入可能額が増加しやすいです。

収入合算による審査の通過率向上

共同名義の場合は、名義人の収入を合算して審査を受けます。当然ですが、1人よりも2人の方が収入は多くなるので、住宅ローンの審査の通過率の向上も期待できます。

返済負担の分散

共同名義にしたからといって無理に借入額を増やす必要はありません。むしろ負担を減らすために共同名義にするという方法もあります。誰か1人が住宅ローンの支払いで苦しむという状況を防止しやすいのもメリットです。

共同名義のデメリットや注意点

出典:pixta.jp

 

共同名義には次のようなデメリットや注意点があります。

  • 返済責任の共有によるリスクがある
  • 共同名義の持分によるトラブルの可能性
  • 別居や離婚時の処理

 

それぞれ詳しく解説します。

返済責任の共有によるリスクがある

共同名義は名義人それぞれが住宅ローンを支払う義務を有します。1人に負担がかからないのはメリットですが、一方で誰かに返済の責任を押し付ける可能性も考えられます。それぞれが支払いの責任を放棄した結果、裁判沙汰になるような事例も少なくありません。

共同名義の持分によるトラブルの可能性

住宅ローンを共同名義にするということは、家の所有権は名義人全員にあるということです。そのため、リフォームや改築、設備の増築などの際にトラブルが起こる可能性があります。相談して進められれば良いですが、必ずしもうまくいくとは限りません。

別居や離婚時の処理

万が一、共同名義にした住宅ローンの支払いが残っている最中に、別居や離婚をしてしまうとトラブルに発展する可能性があります。当然ですが、別居や離婚をしたからといって支払いの義務がなくなるわけではありません。

 

一般的には家に住み続ける方が支払いを行います。しかし、別居や離婚時は関係性も悪くなっているため、素直に支払ってくれない可能性もあるでしょう。

共同名義で住宅ローンを組む際のポイント

出典:pixta.jp

 

共同名義で住宅ローンを組む際のポイントは以下の2つです。

 

  • 共同名義者との関係性
  • 返済計画と資産管理

 

それぞれ詳しく解説します。

共同名義者との関係性

共同名義で住宅ローンを組む上で、最も重要になるのが共同名義者との関係性です。共同名義者との関係性が悪い状態では、お互いに信頼し合うことができないため、住宅ローンの返済が滞る可能性が高いです。

 

基本的には夫婦や親子で共同名義を組むケースが多いため、関係性が悪い心配はないでしょう。しかし、関係性が良いと思っていても悪化する可能性も考えられます。万が一のことを考えて、今一度共同名義者との関係性を見直してみてください。

 

返済計画と資産管理

共同名義に限らず、住宅ローンは返済計画が重要になります。返済計画が甘いと、返済に苦しむばかりではなく、共同名義者との関係性も悪化する可能性があります。

 

さらに資産管理も重要です。給料以外の資産を有している場合は、その資産をどのように運用するかを考えましょう。最悪の場合はローンの返済に充てなくてはいけない可能性もあるため、資産管理は大切です。

共同名義の住宅ローンは注意点も数多くある

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本記事では、住宅ローンを共同名義で組む際のメリットとデメリット、そして注意点について詳しく解説しました。共同名義にすることで借入可能額の増加や審査の通過率向上などの利点がありますが、返済責任の共有や法的トラブルのリスクも伴います。適切な計画と信頼できる共同名義者との契約が大切です。共同名義の住宅ローンを賢く活用するために、メリットとデメリットを十分に理解し、リスク管理をしっかり行いましょう

 

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この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。

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