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2024.09.29

2024.09.29

住宅ローンは病気や持病があると組めない?団信への加入や組めないときの対処法を紹介

出典:pixta.jp

 

病気や持病を患っていると、住宅ローンを組めないというトラブルが発生する可能性があります。年収や勤続年数は十分に余裕があっても、健康状態に難がある場合は住宅ローンの審査が通らないことが多いです。病気や持病で住宅ローンをなかなか組めない場合の対処法を紹介するので、最後まで目を通してみてください。

 

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団体信用生命保険に加入できない条件

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住宅ローンを契約する際に、金融機関から団体信用生命保険への加入を勧められます。団体信用生命保険とは、契約者本人が死亡又は高度障害状態に陥った際に、契約者に代わって生命保険会社が住宅ローンを支払うという保険です。

 

加入条件として年齢と健康状態を注視されますが、健康状態については各金融機関によって審査基準が異なります。「入院中や治癒が困難である」「がんや脳卒中など告知書に記載のある病気を患っている」など、症状によっては団体信用生命保険に加入できないケースも考えられるのがポイントです。

団信への加入が融資条件に含まれる場合がある

住宅ローンの審査は通過したけど、病気や持病が原因で団信に加入できない場合、融資を受けられず契約取り消しになることがあります。ほとんどの金融機関は団信への加入を義務付けているので、利用したい住宅ローンを探す場合は事前にしっかり下調べをするようにしてください。

団信に加入すると親族への負担がなくなる

団信に加入すると、病気や怪我によって住宅ローンの返済が困難な状況になっても、生命保険会社から支払われる保険金で返済を賄えるようになります。そのため、契約者が入院によって収入を得られなくなった場合でも、親族が代わりにローン返済を引き継ぐ必要がありません。

団信が提示している告知事項

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団体信用生命保険が提示している告知事項は、下記の3つです。

 

  1. 過去3ヵ月以内に医師による治療や検査を受けたか
  2. 過去3年以内に指定の病気で手術や検査を受けたか
  3. 視力や筋肉、骨などの肉体的機能に障害があるか

 

上記3つの告知事項に当てはまる場合は、団信に加入申込する際に申告しなければいけません。申告せずに契約後に告知事項に当てはまる項目があることが発覚すると、違約金の支払いが発生することがあるので注意しましょう。

 

なかでも、注視されているのが2つ目の「指定の病気」です。下記に記載されている病気を患っている場合、団信への加入時に申告が必要になります。

 

脳卒中、心筋梗塞、狭心症、認知症、うつ病、がん、精神病、自律神経失調症、脳動脈硬化症、糖尿病、緑内障、肺気腫、肺結核、胃潰瘍、子宮筋腫、乳腺症、ポリープ、ネフローゼ、リウマチ、クローン病、腎炎、腎不全、喘息、てんかん、アルコール依存症、薬物依存症、高血圧症、白血病、不整脈、貧血症など

 

上記の病名は一例です。保険会社によって指定されている病気は異なります。

住宅ローンを病気で組めない場合の対処法

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住宅ローンを組みたいけど、病気や持病による健康状態が原因で組むことが難しい場合の対処法を紹介します。マイホームの購入を検討しているけど、健康状態で悩んでいる方は最後まで目を通してみてください。

配偶者名義を利用して審査する

病気や持病を患っているから、自分の名義では住宅ローンの審査通過が難しいという方は、配偶者名義を使用して住宅ローンを組めます。契約する配偶者の年収や勤続年数、健康状態も審査されるので、事前に確認することが大切です。

 

また、金融機関ごとにローン審査基準が異なるので、必ず複数の金融機関で住宅ローンの審査を受けて、金額や条件を比較できるようにしましょう。

別の保険会社の団信を検討する

保険会社によって団信への加入条件は異なるので、別の保険会社では加入できたというケースも珍しくありません。具体的な審査基準は非公開になっていることが一般的なので、審査を出すまで結果がどうなるのかわかりません。

 

ただし、他の金融機関で審査を依頼しても提携している保険会社が同じ場合は審査を通過できないので注意してください。

完治するまで住宅ローンを契約しない

病気や持病を患っていても、治療によって完治する可能性があるなら、治るまで住宅ローンの契約を見送るのも選択肢のひとつです。病気の告知事項は過去3年以内のものである必要があるので、完治から3年経過した後であれば問題なく契約できるようになります。

 

しかし、高齢になると保険料も比例して高額になるので注意が必要です。返済中に他の病気にかかるリスクも高くなるので、返済計画は慎重に組まなければいけません。滞納しないように、計画的に住宅ローンを返済しましょう。

住宅ローン返済中は計画と対策を念入りに練ろう

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住宅ローンを病気や持病で組めない場合の対処法を紹介しました。金融機関によって団体信用生命保険を契約する会社が異なるので、一度審査を通過できなくても、複数の金融機関で審査してもらうようにしてみてください。また、契約後の返済計画を慎重に立てて、長期的に住宅ローンを返済できるようにしましょう。

 

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この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。

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