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ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部
住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。
2024.09.29
2024.09.29
目次
出典:pixta.jp
住宅ローンの返済中に離婚することで、養育費を支払うことになるケースも考えられます。両方の支払いを負担する場合、毎月の返済が難しくなってしまうことも少なくありません。住宅ローンと養育費を支払う際の対処法を紹介するので、最後まで目を通してみてください。
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住宅ローンの返済中に離婚した場合、子どもの養育費の支払いも発生します。養育費は夫婦間の相談によって金額を決められますが、結果によっては住宅ローンと養育費の支払いへの負担が増してしまいます。まずは、支払いが難しくなるケースを見ていきましょう。
夫婦間で自由に金額を決められることが裏目に出て、相手から高額の養育費を求められてしまうことも珍しくありません。住宅ローンの返済も考慮した上で養育費を支払わなければいけないので、返済負担が増えてしまい滞納に繋がってしまうこともあります。
住宅ローンの返済が滞らないように、養育費を決める場合はしっかり夫婦間で話し合うことが大切です。
親権者と子どもが住宅ローンの返済が残っている住宅に居住することになり、別の住宅に引っ越しすることもあるでしょう。住宅ローンと養育費を同時進行で支払うことになるので、返済負担だけではなく経済的な負担も増えてしまいます。
さらに、新居の住宅ローンや家賃、生活費なども工面しなければいけないので、生活するだけでも負担になってしまうので注意しましょう。
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一般的に、養育費は夫婦間で自由に金額を決めても問題ありませんが、どのようにして金額を決めればいいのか不安になる方は多いでしょう。ここからは、養育費の決め方と目安を紹介します。これから養育費を相談しなければいけない方は、下記の項目に目を通してみてください。
養育費を決める場合に確認していただきたいのが、裁判所が令和元年に公表した養育費・婚姻費用算定表(※)です。親権者と義務者の年収、子どもの人数や年齢を元に養育費が算出されています。
養育費・婚姻費用算定表を参考に設定した養育費は、あくまで相場だということを念頭に置きましょう。病気や怪我をした場合の医療費を含んだ金額ではないので、追加で支払いが発生することも考えられます。
※“裁判所 養育費・婚姻費用算定表”参照
養育費の支払いに加えて住宅ローンを支払う義務が発生するのは、住宅ローンの返済や賃貸契約の名義人が同じ場合です。賃貸名義人とは異なる人が住宅に居住している場合、支払いは名義人が行ってくれるので、金銭面を気にせずに生活できます。
この場合、離婚後にローン支払いが停滞するとトラブルに繋がってしまうので、十分に注意しましょう。
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住宅ローンと養育費を支払う義務者が同一人物の場合に、金銭面の負担を減らすための対処法を紹介します。支払いが停滞しないために、離婚を検討している場合は、事前に対策を練ることが大切です。具体的な例を挙げながら他紙予報を紹介するので、下記の項目をしっかり確認しておきましょう。
住宅ローンの返済と養育費を支払うのが同一人物の場合、一般的には養育費を住宅ローンで相殺することが多いです。養育費には生活にかかる費用はもちろんですが、居住費も含まれます。そのため、養育費と住宅ローンを一緒にして、効率よく支払うことも視野に入れることが大切です。
住宅ローンと養育費の支払いにかかる負担が大きい場合は、養育費にかかる金額を下げる方向で話を進めることが大切です。先述のように、養育費は夫婦間の話し合いで自由に金額を決められます。
住宅ローンを滞納し、養育費の支払いが苦しくなるようなトラブルを未然に防ぐためにも、養育費の金額を下げてもらうのがよいでしょう。
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養育費の支払いと住宅ローンの返済の両立が困難になった場合の対処法を紹介します。無理をして自身の生活を切り詰めてしまい負担が大きくなりすぎる前に、下記の対処法を参考にして、慎重に計画を立てるようにしてみてください。
住宅ローンの返済が滞る前に、まず金融機関に相談することが大切です。返済計画を見直してもらうことで、毎月返済にかかっている金額を減らしましょう。返済期間を伸ばすことで、経済的な負担も軽減できます。
しかし、返済期間を伸ばすことで将来の金利が変動してしまい、総返済額が余分に増えてしまうリスクも考えられるでしょう。また、返済計画の見直しにも審査が必要なので、必ずリスケジュールできるとは限りません。
住宅ローンの返済負担を軽減する方法として、アンダーローンやオーバーローンを利用して自宅を売却するのもよいでしょう。手持ちの資金では完済が難しい場合、住宅の売却額を利用することで、住宅ローンを大幅に返済できます。
売却額が住宅ローンの残債を下回るオーバーローンの場合は、完済するまで自宅の抵当権を消せません。そのため、任意売却を利用することで返済を進めるのが一般的とされています。
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住宅ローンと養育費を支払う際の対処法を紹介しました。金融機関に相談することで住宅ローンを見直してもらう、養育費を計算し直すなどの対策が必要になります。状況に応じて柔軟に返済方法を見つめ直すことが大切です。
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