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2024.09.29

2024.09.29

住宅ローン返済中に退職するリスクとは?対処方法も併せて紹介

出典:pixta.jp

 

住宅ローンの返済中に退職する場合、契約している金融機関との信頼関係が崩れてしまい、審査落ちや契約取り消しになるケースが考えられます。退職したらすぐに金融機関に報告、相談することが大切です。本記事では、住宅ローン返済中に退職する場合の対処方法を紹介します。

 

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住宅ロ―ン返済中に退職するリスク

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住宅ローンの返済中に退職することになった際に、今まで通りローン返済できるか不安になる方は多いでしょう。住宅ローンは勤続年数や年収など、本人の返済能力を加味して契約するもの。そのため、返済中に退職するのは大きなリスクを伴います。下記でどのようなリスクがあるのか、具体例を挙げながら紹介します。

契約取り消しの可能性がある

住宅ローンの返済中に退職すると、金融機関への報告が義務づけられていることがあります。住宅ロ―ンの返済には、契約者本人の返済能力が求められるので、金融機関によっては、返済の途中でも契約取り消しになるかもしれません。

 

退職後も問題なく返済可能であれば、金融機関との契約も継続できることもあります。しかし、退職することで返済が難しくなってしまう場合は、できる限り退職前に金融機関に相談するようにしましょう。

金融機関との信頼関係に影響が出る

退職した上で、住宅ローンの返済が難しくなり滞納する事態になると、金融機関との信頼関係が崩れかねません。退職後も引き続き住宅ローンを継続したい場合、返済期間の延長や金額の調整など、事前に相談することが大切です。

 

さらに、住宅ローンの返済が滞らないように、綿密に返済計画を立てたり、ローンの借り換えを検討するなど、対策を練るようにしてみてください。

住宅ロ―ン審査中に退職するリスク

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続いて、住宅ローンの審査中に退職するリスクを紹介します。住宅ローンを申し込んだ時点の返済能力を見て審査を進めるので、途中で審査内容が変わるのは避けた方がよいでしょう。具体的なリスクの例を挙げながら、下記にて紹介するので目を通して見てください。

ローン審査が取り消しになる

住宅ローン審査中に退職すると、原則として審査取り消しになります。勤続年数や収入などの情報を総合的に判断して承認を得るので、金融機関との信頼関係にも傷がつきかねません。

 

そのため、住宅ローン審査通過前に退職するのは避けた方がよいでしょう。

審査に必要な書類が増える

住宅ローン審査に通過した後、融資を受け取る前に退職する場合も融資取り消しになることが多いです。住宅ローンの契約内容によっては違約金が発生するリスクもあるので注意しましょう。

 

ただし、倒産や会社都合で止む無く退職した場合は、違約金支払いが免除になることもあるので、退職したらすぐ金融機関に相談するようにしてください。

住宅ローン返済中に退職した場合に必要な行動

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住宅ローン返済の残債がある状態で退職した場合に必要となる行動を紹介します。支払いが滞ってしまうと金融機関との信頼関係が悪化するかもしれません。住宅ローン返済中に退職を検討している方は、下記の項目をチェックするようにしてください。

金融機関へ報告する

住宅ローン返済中に退職する場合は、すぐに金融機関へ相談することが大切です。転職先の情報や今後の収入見込みを伝えた上で、返済が滞らないように慎重に返済計画を立てるようにしましょう。

 

無理なく住宅ローンを返済するために、金融機関に返済期間を変更してもらう、利用可能な保険を紹介してもらうなど、しっかり対策を練ってみてください。

住宅ローンの借り換えを考える

返済計画を組み直す上で、住宅ローンの借り換えを検討するのも大切です。契約中の住宅ローンから新しい住宅ローンに切り替えることで、低金利で返済を続けられる可能性があります。

 

「借入残高が高い」「返済期間が長い」など、住宅ローン返済の負担が大きい場合は、借り換えで金利が1%下がるだけでも十分な恩恵を得られるでしょう。

退職金で繰上返済を検討しよう

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住宅ローン返済中に退職する場合、視野に入れておきたい返済方法が、退職金を利用した繰上返済です。定年退職後も住宅ローンの返済を続ける人は多いでしょう。返済負担を軽減できる繰上返済のメリット・デメリットを紹介するので、最後まで目を通してみてください。

繰上返済のメリット

繰上返済を利用するメリットとして「返済額を減らせる」「今後の金利を考えないでいい」の2つが挙げられます。退職金で一気に返済を進めることで、少しでも多くの利息を支払えるのがポイント。返済負担を減らすことで、気持ちにも多少の余裕ができるでしょう。

 

また、今後の金利変動を気にせずに返済できるのも特徴です。余分な支払いが発生する前に手早く住宅ローンを返済するようにしてみてください。

繰上返済のデメリット

繰上返済を利用するデメリットは、老後の生活資金を減らしてしまう点にあります。定年退職後に再就職しないで生活する場合、貯蓄や退職金を消費するのが一般的です。住宅ローン返済に退職金を利用することで、生活資金に回せたはずの金額が減ってしまいます。

 

退職金で繰上返済を利用する場合は、しっかり貯蓄に余裕を持たせるように対策を練るようにしてみてください。

退職したら金融機関にすぐ相談しよう

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住宅ローン返済中に退職する前に、ローンを滞納しないか、繰上返済を検討できるかなどの対策を考えることが大切です。退職したら必ずすぐに金融機関に相談して、完済に向けた計画を立てるようにしましょう。資産計画を十分に練った上で、住宅ローン返済中に退職するようにしてください。

 

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この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。

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