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2024.12.05

2024.07.27

公務員は住宅ローンをボーナス払いするべき?メリットや注意点を徹底解説

公務員でマイホームの購入を検討中の方の中には、住宅ローンをボーナス払いするべきかどうか悩んでいる方もいるかもしれません。本記事では、公務員が住宅ローンをボーナス払いにするべきかどうかや、ボーナス払いのメリット、注意点などを解説します。ローンを組む際の参考にしてみてください。

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公務員は住宅ローンをボーナス払いするべき?

出典:pixta.jp

 

住宅ローンのボーナス払いとは、毎月の返済に加えて半年に一度返済金額を上乗せするローンの組み方です。1つの住宅ローンで、毎月の返済分とボーナス返済分の2つのローンを組むことをイメージするとわかりやすいでしょう。

 

住宅ローンのボーナス払いには「毎月の返済額を減らせる」「住宅ローンの返済期間を短くできる」といったメリットがあります。公務員であれば安定的にボーナスを支給できるため、ボーナス払いを検討する方も多いでしょう。

 

しかしボーナス払いはデメリットも大きいため、くれぐれも慎重に検討するようにしてください。以下では、公務員が住宅ローンをボーナス払いすべきかどうかを検討する際、押さえておきたいポイントを解説します。

 

  • デメリットを押さえて慎重に検討すべき
  • ボーナス払いの割合で返済額は異なる

デメリットを押さえて慎重に検討すべき

詳細は後述しますが、住宅ローンのボーナス払いはデメリットの側面が大きいです。

 

  • ボーナスが支給されなかったときのリスクがある
  • 返済ペースによって利息が増えることもある

 

上記のようなデメリットを押さえた上で、本当にボーナス払いを選択すべきか慎重に検討しましょう。

 

ボーナス払いの割合で返済額は異なる

一口にボーナス払いといっても、ローンのうちのボーナス払いが占める割合で返済額は異なります。以下の例を参考に、ローンの金額に合わせて検討しましょう。

 

住宅ローンの条件

借入金額:4,000万円

返済期間:35年

金利:年率1.4%(固定金利)

返済方法:元利均等返済

 

  • ボーナス払いなしの場合
  • 毎月の支払い額…約12万円
  • ボーナス月の支払額(半年に一回)…0円
  • 総返済金額…約5062万円

 

  • ボーナス払いの割合が2割の場合
  • 毎月の支払い額…約9.6万円
  • ボーナス月の支払額(半年に一回)…約14.5万円
  • 総返済金額…約5,064万円

 

  • ボーナス払いの割合が4合の場合
  • 毎月の支払い額…約7.2万円
  • ボーナス月の支払額(半年に一回)…29万円
  • 総返済金額…約5066万円

 

※保証料や手数料は含まない

 

公務員が住宅ローンをボーナス払いするメリット

出典:pixta.jp 

 

ここからは、公務員が住宅ローンをボーナス払いするメリットを解説します。

 

  • 毎月の返済額を低くできる
  • 返済期間が短くなる
  • 利息の負担が軽くなることがある

 

それぞれについて見ていきましょう。

 

毎月の返済額を低くできる

半年に1回ボーナス払いをすることで、毎月の返済額を低く設定できる点はメリットです。1年間の返済額を変えずにボーナス払いを選択すれば、ボーナス払いの割合に応じて毎年の返済額を減らせます。

 

毎月の支出を抑えたい方や、住宅ローン以外のローンを組む予定のある方などにとっては魅力に感じるでしょう。

 

返済期間が短くなる

毎月の支払額を減らすのではなく、ボーナス払いを上乗せすることで返済期間を短くすることも可能です。毎月の支払額をボーナス払いを考慮せずに固定したまま、上乗せする形で返済すれば完済までの期間が短くなります。

 

「早めにローンを完済したい」「定年までに支払いを終えたい」という場合にはメリットでしょう。

 

利息の負担が軽くなることがある

ボーナス払いを上乗せする形で返済する場合、トータルでの支払い総額を抑えられる可能性があります。返済期間が短くなれば、住宅ローンの利息にかかる負担が軽くなることがあるためです。

 

公務員が住宅ローンをボーナス払いするデメリット

出典:pixta.jp

ボーナス払いを選択する際は、デメリットも踏まえて検討することが非常に重要。以下では、公務員が住宅ローンをボーナス払いするデメリットを解説します。

 

  • ボーナスが支給されなかったときのリスクがある
  • 返済ペースによって利息が増えることもある

ボーナスが支給されなかったときのリスクがある

もっとも大きなデメリットは、ボーナスが支給されなかった場合のリスクを抱えることになる点です。もちろん公務員を続けている限り、今後も安定的なボーナスの支給が見込めます。

 

しかしそれでも「支給額が引き下げになる」「基本給が下がる」といった可能性は否めません。民間企業ほどの振れ幅はないものの、ボーナスの仕組み自体がもともと変動しやすいものです。資産状況によっては家計を圧迫してしまう可能性もあるため、万が一のリスクも踏まえて検討するようにしましょう。

 

返済ペースによって利息が増えることもある

毎月の返済にボーナスを上乗せする形で返済すれば、利息の負担を減らせますが、毎月の支払額を減らした場合はかえって利息が増えてしまうことがあります。

 

大きな金額の差は生じにくいものの、トータルの返済額を少しでも抑えたい場合はデメリットに感じるでしょう。

 

公務員が住宅ローンをボーナス払いするときの注意点

出典:pixta.jp

 

メリット・デメリットを踏まえてボーナス払いを選択した場合、いくつか注意点があります。公務員が住宅ローンをボーナス払いするときの注意点は以下の通りです。

 

  • 無理のない額で設定する
  • ボーナスの支給がない場合の備えを用意する

無理のない額で設定する

先に触れた通り、ボーナスの支給額は変動するリスクがあります。収入に対してギリギリの金額で設定してしまうと、万が一のときに家計を圧迫してしまうかもしれません。

 

ローンを組むすべてのケースでいえることですが、ボーナス支払いを選択する場合は特に無理のない価格で設定しましょう。

ボーナスの支給がない場合の備えを用意する

ボーナスの支給がない場合の備えを用意することも重要なポイントです。万が一のリスクに対応できるよう、ローンの返済が滞らないようにするための余裕資金を確保しておきましょう。

 

公務員で住宅ローンをボーナス払いする際は慎重に検討しよう!

出典:pixta.jp

 

公務員が住宅ローンをボーナス払いするべきかどうかや、ボーナス払いのメリット、注意点などを解説しました。安定的な収入を見込める公務員の場合、民間企業に勤めている場合と比較してボーナス支払いを組みやすくなります。しかし一方でボーナス払いならではの注意点もあるため、メリットと比較した上で慎重に検討しましょう。

 

私の場合は住宅ローンを組んだ方が良いの?

また、どのような金融機関を使うと良いのか?固定?変動?など考えることが多いと思います。

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この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

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