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2024.12.05

2024.08.29

団信って何?審査や健康状態が不安な場合はどうすればいい?具体的な進め方とポイントを分かりやすく解説

団体信用生命保険(団信)とは住宅ローン利用者が死亡もしくは所定の高度障害状態となったときに、住宅ローン残債を弁済してくれる保険のことをいいます。住宅ローンの利用時に団信の加入を必須としている金融機関が多く、健康状態に不安を抱えている購入者の住宅購入のハードルの一つです。審査が不安な方の進め方やポイントを解説します。

 

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団信とは

団体信用生命保険の略称のことを「団信」といいます。住宅ローン利用者が死亡もしくは所定の高度障害状態となったときに、住宅ローン残債を弁済してくれる保険のことをいいます。

 

住宅ローンの返済期間中に万が一のことがあった際に、債務者と債権者の双方にとって不測の事態に備えておくことができる制度です。金融機関により団信の条件や補償範囲が異なり、選択肢も多様です。

 

住宅ローンの金利をプラスすることで補償範囲が広くなる団信や、幅広い方が加入できるワイド団信などもあるので相談してみてください。

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どのような審査がされるのか

【フラット35】の場合は新機構団信が利用できます。ほとんどの団信で大きく告知事項は変わらないので、目安として確認し、詳細については各団体信用保険の引受保険会社に確認しましょう。

 

  • 告知日より3か月以内に医師の治療または投薬を受けたことがあるか
  • 告知日より過去3年以内に手術や2週間以上の治療や投薬を受けたことがあるか
心臓・血圧 狭心症・心筋こうそく・心臓弁膜症・先天性心臓病・心筋症・高血圧症・不整脈
脳・精神・神経 脳卒中(脳出血・脳こうそく・くも膜下出血)・脳動脈硬化症・精神病・神経症・てんかん・自律神経失調症・アルコール依存症・うつ病・知的障害・認知症
肺・気管支 ぜんそく・慢性気管支炎・肺結核・肺気腫・気管支拡張症
胃・腸 胃かいよう・十二指腸かいよう・かいよう性大腸炎・クローン病
肝臓・すい臓 肝炎(肝炎ウイルス感染を含む)・肝硬変・肝機能障害・すい炎
腎臓 腎炎・ネフローゼ・腎不全
緑内障・網膜の病気・角膜の病気
新生物 がん・肉腫・白血病・しゅよう・ポリープ
右記に掲げる病気 糖尿病・リウマチ・こうげん病・貧血症・腎臓病

 

参考:フラット35|新機構団信重要事項説明ご加入にあたって

住宅ローンとの関係は?

 

ほとんどの金融機関では住宅ローンを利用する場合は、原則団信の加入が必須となっています。【フラット35】などのように住宅ローンの利用に際して団信加入が必須でない住宅ローンも一部ありますが、基本的には住宅ローンを利用するためには団信の審査にも通過する必要があると考えましょう。

 

審査のタイミングは?

 

審査のタイミングは住宅ローンの本審査時に実施されることがほとんどです。昨今は売買契約の前に住宅ローンの事前審査を終えている方が多いため、

 

住宅ローンの事前審査→物件の売買契約→住宅ローンの本審査&団信の審査

 

といった流れで審査に進むケースが多いです。

 

審査が不安な場合は?

 

直近の健康診断などで団信の審査について不安を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。健康状態に不安な方は、物件契約後の本審査まで結局住宅が購入できるかわからない状況が続いてしまいます。団信の審査や健康状態に不安がある方はどのように進めるとよいのか下記に整理しました。

 

団信も物件の契約前に事前審査ができる場合がある

 

先ほど団信の審査は物件の売買契約後の住宅ローンの本審査のタイミングで実施することが一般的とお伝えしましたが、事前審査のタイミングで実施することができます。金融機関や団信の引受保険会社によって対応が異なりますので、不安がある方は早めに確認をしましょう。

各社に確認する

 

各社で様々な補償範囲の団信を用意していますが、実は特定の保険会社がいろんな金融機関の保険を引き受けています。つまりA銀行の一般団信の審査に通過しなかった場合、B銀行が同じ引受保険会社の一般団信を用意している場合、B銀行の融資も一般団信であれば利用できないでしょう。各銀行が団信加入が必須か、一般団信の引受保険会社はどこか、ワイド団信の引受保険会社はどこかを確認しておくとせっかく住宅ローンの審査に通過しても、団信で通過できずローンが利用できない可能性が下がるでしょう。

 

ワイド団信を検討する

 

ワイド団信とは、一般的な団信よりも引受条件が緩和されている保険のことです。 既往歴や持病などの理由により、一般的な団信に加入できなかった方でも加入しやすいように設計されています。 ワイド団信には加入しやすいメリットがあるものの、金利が上乗せになる場合があるため注意が必要です。一般団信の場合と比較して金利が0.3%程高くなるケースが一般的です。

団信不要の金融機関を検討する

 

住宅ローンの融資に際して、団信の加入が必須の金融機関が多いですが、【フラット35】のように団信加入が必須でない金融機関もあります。団信の審査がなくなれば、住宅ローンの審査が通過できれば、住宅ローンを利用することができる可能性が高くなります。

 

参考:ARUHI住宅ローン|団体信用生命保険(団信)とは?

 

まとめ

 

今回は団体信用生命保険(団信)について、健康状態や審査に不安がある場合の進め方やポイントを解説しました。ほしい物件が見つかった際に、団信の審査が通らずやり直しというようなケースはよくあります。不安な方は不動産仲介会社や金融機関などしかるべき機関に相談し、住宅購入をより快適なものにしましょう。また各社さまざまな補償内容の団信がありますので、ご自身の希望にあった住宅ローンの選択をしましょう。ARUHI 住み替えコンシェルジュでは住宅売買に関する事柄で、進め方や適切な方法などをお客さまごとに一緒に考える無料オンライン相談を提供しています。団信の審査に不安がある方も、やるべきことの整理や、住宅ローンや団信に詳しい不動産会社のご紹介なども提供しています。ご興味がある方は下記ボタンよりご予約お待ちしております。

 

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この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。

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