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2024.09.29

2024.09.29

40代で住宅ローンは組める?ローンを組む際のポイントを紹介

出典:pixta.jp

 

家庭を持っている方や家を建てることを夢にしている方の中には、40代で住宅ローンを組もうと考えている方もいることでしょう。しかし、40代でも住宅ローンは組めるかどうか気になるところです。本記事では、40代で住宅ローンを組むポイントを紹介。メリットやデメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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40代で住宅ローンは組める?

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40代で住宅ローンを組むことは可能。20代30代となると頭金がなかったり、具体的なライフプランが練りにくかったりというような理由で住宅ローンを組むことに躊躇してしまう方は少なくありません。

 

しかし40代になれば十分な資金があったり、高収入であったり、明確なローンプランがあったりすると住宅ローンを組めます。

 

3割の40代が家を購入

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40代の方で住宅ローンを組む人は、それほど珍しくはありません。国土交通省が実施した令和2年度住宅市場動向調査報告書によると、2割〜3割の人が40代であることが明らかになりました。(※)

 

とくに新築マンション(30.2%)、中古戸建て(32.5%)、中古マンション(31.2%)などの割合が高かったです。統計の分析結果から、老後のライフスタイルや給与面の不安などから、住宅ローンのコストを少しでも下げたいのが背景としてあるかもしれません。

 

※”国土交通省 令和2年度住宅市場動向調査報告書”参照

 

40代で住宅ローンを組むメリット

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40代で住宅ローンを組むメリットは、自分の持ち家を手に入れられるところ。40代の方の中には住宅購入のために働いてコツコツお金を貯めてきた方もいるので、自分の家を持つことは夢ともいえるでしょう。

 

40代で住宅ローンを組むと、ほかにはどのようなメリットがあるのか紹介します。

 

老後の住居が確保されやすい

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40代で住宅ローンを組むメリットは、老後の住居が確保されやすくなること。賃貸でも十分な住まいを確保できますが、高齢者になると収入の低さや孤独死のリスクなどから家を借りるのが難しくなるといわれています。

 

もし部屋探しで失敗してしまうと、「住む場所がない」ということがあるかもしれません。

 

しかし住宅ローンを組んで自分の持ち家を確保することで、老後の住み場所で困ることが少なくなります。老後のことで不安がある方は、40代のうちに自分の住まいを手に入れた方がよいでしょう。

 

老後のライフプランが組みやすい

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40代で住宅ローンを組むメリットは、老後のライフプランが組みやすくなるところ。20代30代だと将来の見通しが立ちにくく、住宅ローンを組むのに躊躇してしまう方は少なくありません。

 

しかし40代以降となると結婚や出産、子育てなどライフスタイルが確立されているため、今後のライフプランについて考えやすくなります。

 

資金の使い方についても子どもの養育費用やほかのローン返済の見通しなどが経ちやすくなるので、20代30代よりは余裕を持った気持ちで住宅ローンが組めるでしょう。

 

頭金が多いと月々の返済額が減らせる

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十分資金があると、住宅ローンの月々の返済額を減らせます。20代30代のうちはまだまだ資金が十分に足りない方がほとんどですが、40代となるとある程度収入が安定していれば貯金が溜まっているでしょう。

 

頭金で払える金額が多いと返済額を減らすことはもちろんのこと返済期間が短くなるので、支払いの利息も少なくなりやすくなります。

 

老後を見据えた家づくりができる

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40代で住宅ローンを組むメリットは、老後を見据えた家づくりがしやすいこと。老後の具体的なライフスタイルがイメージできていると、家を建てる際に何が必要なのか明確に把握できます。

 

例えば階段やトイレなどに手すりを設置したり、段差を少なくしたりすることで、老後の生活でわざわざリフォームをする機会を減らすことが可能です。

 

40代で住宅ローンを組むデメリット

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40代で住宅ローンを組むと、自分の家を持てたり、老後のライフプランが立てやすくなったりとさまざまなメリットがあります。しかし、よいことばかりではなく、住宅ローンを組む際はリスクも考えなければなりません。

 

40代ならではの住宅ローンのデメリットもあるので、リスクを考慮した上でプランを練ることが求められます。

 

定年後まで返済が残る

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40代で住宅ローンを組むと、定年後まで返済期間が続く可能性があります。定年退職は年々伸びつつありますが、完済しきれないと定年後にどのように資金を確保し返済していくのか考える必要があります。

 

少しでも返済期間を短くするために、ボーナス払いや繰り上げ返済などの手段がありますが、無理な金額で返済すると生活が成り立たなくなる可能性があり注意が必要です。

 

住宅ローンを組む際は、老後のことも考慮しましょう。

 

審査に通らないリスクがある

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40代で住宅ローンを組むと、審査に通らないリスクがあります。審査落ちの原因としてよくあるのが返済比率オーバーです。

 

金融機関によっては返済比率の基準を設けており、融資するべきか判断されます。例えばフラット35の場合だと400万円未満の方は返済比率が30%以下、400万円以上の年収の方は返済比率が35%以下が条件です。仮に年収500万円で150万円のローンを返済している場合、「150万円÷500万円×100」で返済比率は30%となります。

 

もし返済比率を算出した場合に、条件の比率までぎりぎりの割合であったり、超過してしまったりした場合は審査に通らない可能性を考えた方がよいでしょう。

 

突然の出費で返済が滞りやすい

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住宅ローンを組んだ際に計画通りに返済できればよいですが、想定外の事態で支払いが滞ることも考えなければなりません。40代だと子どもの進学資金や親の介護、病気の治療費など思わぬ出費が発生する場合があります。

 

万が一のことで住宅ローンの返済額を減らすことはできますが、支払い期間が延長したり、完済しきれなかったりというようなことがあるかもしれません。

 

住宅ローンの返済計画を立てる際は、このような不測の事態も想定しておきましょう。

 

40代後半だと返済負担が増えやすくなる

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住宅ローンを組む際は、なるべく早いうちが望ましいです。ほとんどの金融機関では完済できる年齢は80歳未満と定められており、仮に30年のプランでローンを組んだ場合は49歳がギリギリとなるでしょう。

 

40代後半でも住宅ローンのプランを組むことは可能ですが、場合によっては35年のローンが組むことは難しくなるかもしれません。その場合は30年のローンで組まなければならなくなるため、月々の返済額が高くなります。

 

返済額が高くなると家計も圧迫されやすくなるので、40代前半のうちに住宅ローンを組みましょう。

 

貯金がなくなるリスクがある

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住宅ローンの返済に追われると、中には貯金がなくなり生活が滞る方は少なくありません。仮に完済したとしても貯金がほとんどなくなってしまうと、老後の生活が成り立たなくなる可能性があります。

 

年金でカバーできればよいですが、年金支給額が極端に少ないと働いて収入を得る必要性が出てくるでしょう。

 

このような事態に陥らないためには、完済後の資金計画も立てることが必要です。

 

40代で住宅ローンを組む時に押さえるべきポイント

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40代で住宅ローンを組む際は、少しでもリスクを下げたいところでしょう。ここからは、40代で住宅ローンを組む時に押さえるべきポイントを紹介します。

 

資金計画を立てシミュレーションする

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住宅ローンを組む際は、まずは資金計画を立ててシミュレーションすることが重要。住宅ローンはお金がかかるので、具体的な返済計画はもちろんのこと、今後かかる介護費や養育費などを考慮した上で考えることが必要です。

 

しかし、どのようにシミュレーションするべきか分からない方もいることでしょう。

 

もし資金計画の立て方で困っている場合は、住宅ローンに詳しい専門家やFPなどに相談してみるのがおすすめです。具体的なアドバイスをしてくれるので、どのように資金計画を立てるべきなのか把握しやすくなります。

 

さらに金融機関によっては、シミュレーションを設けているところがローンを組んだ際の産出額を算出することが可能です。下記のリンクにてシミュレーションできるので、ぜひ試してみてください。

 

住宅ローンのシミュレーションをしてみる

 

金利タイプをチェックする

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住宅ローンを組む際は金利タイプを選ばなければならず、どのタイプが自分に合っているのか仕組みを理解した上で決めることが必要です。金利タイプは、大まかに全期間固定金利型、固定金利期間選択型、変動金利型の3つがあります。

 

・全期間固定金利型:返済期間中は金利が変動しない

・固定金利期間選択型:3年や5年、10年など一定期間のみ固定された金利となる

・変動金利型:半年ごとに金利が見直され返済金額は5年ごとに更新される

 

先ほど紹介したシミュレーターでも金利ごとに想定することが可能なので、ぜひ試してみてください。

 

保険料の見直しをする

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住宅ローンを組む際は、保険料の見直しが行われるのが一般的。これは、住宅ローンを組むにあたって団体信用生命保険の加入が求められるためです。仮に団体信用生命保険に加入する場合、既存の保険で重複する箇所があったり、不足している箇所があったりすると保険の見直しが行われます。

 

保険の見直しをすると保険料の節約につながりやすくなるので、FPに相談してみてください。

 

住宅ローン控除を利用する

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少しでも住宅ローンの返済負担を減らしたい場合は、住宅ローン控除を利用するのがおすすめです。住宅ローン控除を利用することで、所得税や住民税などの一部が減税されます。住宅ローンの返済に追われている方にとっては、ありがたい制度といえるでしょう。

 

ただし住宅ローン控除を利用する際は複数の適用条件があり、該当しているかどうか重要です。住宅ローン控除を利用する際は、適用条件に当てはまっているかどうかチェックしてみてください。

 

貯蓄と返済のバランスを考慮する

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住宅ローンをうまく完済するためには、貯蓄と返済のバランスを考慮することが重要です。とにかく早く返済したいという気持ちで返済ばかりにお金を回してしまうと、生活が成り立たなくなる可能性があります。

 

さらに返済にお金を充てた結果、病気や介護などでお金が必要になった時に資金がないということが起こるかもしれません。

 

このようなトラブルを起こさないためにも、無理のない返済計画を立てましょう。

 

40代で住宅ローンを組む際はしっかり資金計画を練ろう

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本記事では、40代で住宅ローンを組む際のポイントを紹介しました。40代は住宅ローンを組めるギリギリの年代といえます。老後の生活で困らないためにも、しっかり返済計画を立てることが重要です。もし初めて住宅ローンを組むことに不安がある場合は、専門家やFPなどに相談してみてください。

 

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この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。

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