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2024.05.16

2024.05.16

マンション売却の内覧を成功するためのコツを伝授!押さえたい基礎知識も紹介

マンションを希望価格でスムーズに売却するためには、内覧を成功させる必要があります。本記事では、マンション売却における内覧の基礎知識や成功させるためのコツを紹介!内覧希望者がなかなか来ないときの対処法もあわせて解説するので、ぜひチェックしてみてください。

 

マンション売却の内覧で押さえておきたい基礎知識

出典:pixta.jp

 

まずはマンション売却の内覧に関する、基本的な知識を紹介します。初めてマンションを売却するという方はとくに、内覧〜売却の流れ、売却までの平均的な内覧件数、1回の内覧にかかる時間について事前に確認しておきましょう。

内覧から売却までの一連の流れ

マンション売却における、内覧から成約までの流れは以下の通りです。

 

  1. マンション購入希望者から内覧の予約が入る
  2. 内覧を行う
  3. 買主と条件交渉を行う
  4. 買主と売買契約を結ぶ

 

マンション売却の広告を見た購入希望者が、不動産会社に内覧の申し込みをします。不動産会社に内覧申し込みが入ると、売主に連絡が来るので事前に準備をしておきましょう。

 

その後実際に内覧をしてもらい、条件が合えば売買契約を結びます。内覧から成約までには、1〜3か月程度を要することが多いのが特徴です。

 

売却までの一般的な内覧件数

売却までの内覧件数は物件の立地や価格設定などによっても大きく異なりますが、一般的には5〜10件程度といわれています。

 

ただし、1〜2回ですぐに決まる場合もあれば、10件以上内覧されても決まらない場合もあるため注意しましょう。もしなかなか成約までいけないという場合は、一度不動産会社に相談してみてください。

 

1回の内覧にかかる時間

1回の内覧にかかる時間は、基本的に1〜2時間程度です。早い方だと30分ほどで終わる方もいますが、慎重な方だと2時間ほどかかる場合もあります。

 

また内覧は基本的に土日や祝日に行われることが多く、いつ内覧の予約が入ってもいいようにスケジュールを空けておくことがおすすめです。

 

【事前準備】マンション売却の内覧を成功するためのコツ

出典:pixta.jp

 

マンションの売却は、できるだけ希望の価格で成約させたいもの。ここからはマンション売却の内覧を成功させるために必要な、事前準備について紹介します。

 

<マンション売却の内覧を成功するための事前準備>

  • 室内の掃除をして清潔感を保つ
  • 室内の臭い対策を徹底する
  • ホームステージングをする

 

購入希望者に魅力的なマンションだと認識してもらうためにも、事前の準備はしっかりと行うのが重要です。

 

室内の掃除をして清潔感を保つ

マンション売却の内覧を成功させるために必要な事前準備の1つは、室内の掃除です。不要な生活用品や家具を片付けたり、水回りの掃除をしたりして、清潔感を保ちましょう。

 

清掃が行き届いた状態にしておくことで、部屋の印象がアップし、買い手がつきやすくなります。

 

室内の臭い対策を徹底する

内覧を成功させるためには、室内の臭い対策も徹底して行いましょう。住んでいると臭いに慣れてしまいがちですが、その家特有の臭いは購入希望者を不快にさせるおそれがあるため注意が必要です。

 

とくに室内でタバコを吸う方やペットを飼っている方は、日頃から換気や掃除をして臭いがつかないように気をつけましょう。また湿気が溜まりやすい場所に除湿グッズを置いて、カビの臭いが発生しないようにしておくことも重要です。

 

ホームステージングをする

内覧を成功させるためには、ホームステージングを行うことも重要です。ホームステージングとはインテリアや家具を魅力的に配置し、モデルルームのようなおしゃれな空間にするサービスのこと。

 

業者にもよりますがマンションの場合は、5〜15万円程度でホームステージングを依頼できます。ホームステージングを活用することで早期成約につながる可能性が高くなるため、できるだけ早く売却したいと考えている方は積極的に活用してみましょう。

 

【内覧当日】マンション売却の内覧を成功するためのコツ

出典:pixta.jp

 

ここからは内覧を成功させるための、当日の対応方法についても解説します。内覧当日に押さえておきたいポイントは以下の3つです。

 

<マンション売却の内覧を成功するための当日の対応方法>

  • 内覧しやすい環境を作っておく
  • 室内を明るくしておく
  • 住民目線でのメリットを伝える

内覧しやすい環境を作っておく

まずは、購入希望者が内覧しやすい環境を整えましょう。例えば下記のような対応をするのがおすすめです。

 

  • スリッパを用意しておく
  • 荷物やコートなどを置ける場所を確保しておく
  • 快適な室内温度にしておく
  • 換気をしっかりしておく
  • 子どもやペットが内覧の邪魔をしないよう配慮する
  • 購入希望者がゆっくり内覧できるよう適度な距離を保つ

 

内覧当日は、できるだけ購入希望者が落ち着いて部屋を見られるような環境づくりを心がけましょう。少しでも不快感を感じさせてしまうと、購入意欲が下がるおそれがあるため注意してください。

室内を明るくしておく

内覧当日はすべての部屋の電気をつけたり、カーテンを開けておいたりして、室内を明るくしておきましょう。日中どれくらい日差しが入るか、どのくらい部屋が明るくなるかを気にする購入希望者は多いです。

 

そのため、できるだけ部屋を明るく見せる工夫をすることが重要。部屋が明るいだけでも、購入意欲をアップさせられる可能性があります。

 

住民目線でのメリットを伝える

広告に載っている情報だけでなく、住んでみてどのようなメリットを感じているかを購入希望者にアピールしましょう。

 

例えば駅までの人通りの多さや近隣にあるおすすめのスーパー、治安の良さなど、住民目線でのメリットを伝えることでマンションを魅力的にアピールできます。

 

しかし、アピールしすぎるとかえってマイナスな印象を与えるおそれがあるため注意しましょう。あくまで購入希望者からの質問に答えるという範疇で、アピールするのがおすすめです。

 

マンション売却中に内覧希望者が来ないときの対処法

出典:pixta.jp

 

ここからは内覧の申し込みが来ないときの対処法について詳しく解説します。内覧を成功させるためのコツを実践したけど、なかなか内覧希望者が来ないという事態は珍しくありません。対処法も事前に確認して、内覧を成功させましょう!

 

売り出し価格を見直す

マンションの売却活動中になかなか内覧希望者が来ないという場合、売り出し価格が相場と比較して高い可能性があります。売り出し価格が周辺の物件と比べて高すぎる場合、なかなか内覧希望者が来ないという事態につながるため注意しましょう。

 

もし適正価格ではないと判断した場合は、不動産会社と相談して売り出し価格を見直してみてください。

 

売却時期をずらす

売り出し価格が適正なのに、なかなか内覧希望者が現れないという場合、売却時期が適切でない可能性があります。一般的にマンションは、新生活が始まる2〜3月、異動や転勤が多い9月ごろに売れる傾向にあります。

 

一方、長期休みが多い1月、5月、8月は、マンションの売却件数が落ち込む傾向があるため注意が必要です。もし売却時期が適切でないと判断した場合は、不動産と売却スケジュールを見直してみてください。

 

売却活動を積極的に行ってもらうよう不動産会社に依頼する

売り出し価格や売却時期は適切なのに、なかなか内覧希望者が来ない場合は、広告の仕方に問題があるかもしれません。マンションが魅力的にアピールされていないと、なかなか買い手がつかないという事態につながります。

 

そのため、不動産会社がしっかりと広告活動を行っているか、情報サイトの掲載内容に問題がないかを確認してみましょう。もし不動産会社が信頼できない場合は、契約や依頼先を変更するという手を検討してみるのもおすすめです。

 

マンション売却の内覧を成功するためには事前準備と当日の対策が必須

出典:pixta.jp

 

マンション売却を成功させるためのコツや基礎知識、内覧希望者が来ないときの対処法について詳しく解説しました。マンション売却の内覧を成功させるためには、事前の準備と当日の環境づくりが重要です。本記事を参考にして、スムーズな売却活動を行ってください。

この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。

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