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2024.06.13

2024.06.09

ローンの残っている家を売って新居を買いたい!方法や注意点を解説

結婚や出産、転職などライフステージの変化にともなって、新居の購入を検討している方も多いです。中にはすでに住宅ローンを契約している場合もあるでしょう。本記事では、住宅ローンの返済中に新居を買う方法や注意点を解説します。引っ越しや住み替えを検討している方は、要チェックです。

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ローンの残っている家を売って新居を買うことはできる?

出典:pixta.jp

 

すでに住宅ローンを契約している家が売却できるかどうかは、該当する家の条件によって異なります。そのため、まずは条件をチェックすることから始めましょう。ここでは、売却が可能なケースと難しいケースをそれぞれ紹介します。

 

売却ができるケース

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家の売却額がローンの残債を上回る場合は、住宅ローンの残っている家を売却できます。売却額を住宅ローンの返済に充てられれば、特に問題なく新しい家を購入することができるでしょう。

 

売却が難しいケース

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家を売却することが難しいのは家の売却額が住宅ローンの残債を下回るケースです。

 

これは、金融機関によって設定されている抵当権が主な理由です。抵当権とは、住宅ローンの支払いが滞った際にその家が担保となる制度のこと。住宅ローンを返済しないとこの権利が抹消できないため、売りに出すことが難しいのです。

 

住宅ローンの残っている家を売って新居を買う方法は?

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転勤が決まったり家族が増えたり、予期せぬタイミングで新居が必要になることもあるでしょう。住宅ローンが残っているからといって、新居を諦める必要はありません。ここでは、住宅ローンの残っている家を売って新居を買う方法を紹介します。

 

新たに住宅ローンを組む

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前述の通り、家の売却額で現在組んでいる住宅ローンを完済できれば、新たに住宅ローンを組むことができます。

 

ただし、住宅ローンは原則1軒分までしか組めません。そのため、売却できることが決まったタイミングでないと審査が厳しくなる可能性があるので注意しましょう。

 

住み替えローンを利用する

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住み替えローンを利用することも方法のひとつです。住み替えローンとは、現在組んでいる住宅ローンの残債と新しい住宅を購入するための資金の合計額を借り入れできる制度のことを指します。

 

また、住み替えローンは住宅ローンと比べて借入額が高額になるため、審査が厳しくなることも覚えておきたいポイント。現在のローンを滞ることなく返済しているか、ゆとりを持って返済できる金額かが審査の基準となるので注意しましょう。

 

つなぎ融資を受ける

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つなぎ融資は、家の売却額を住宅ローン返済に充ててしまい、新たに組んだ住宅ローンの支払いまでに手持ちが足りない場合などに適用できます。

 

新居の購入に必要な土地代金や着工金、上棟金などを支払う際に便利な反面、金利が高く借り入れ期間が短いので慎重に利用するのがおすすめです。

 

ローンの残っている家を売って新居を買う際の注意点

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ローンの残っている家を売って新居を買う際にはいくつか注意したいポイントがあります。ここでは、ローン返済中に新居を買う際の注意点を紹介するので、参考にしてみてください。

 

売却・購入にかかる諸経費を把握しておく

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新しく住宅ローンを組んだ場合でも、融資されるまでに印紙代や登記費用、火災保険料などさまざまな費用がかかる場合があります。そのため、ある程度自己資金を用意しておきましょう。

 

万が一自己資金が用意できない場合は、つなぎ融資の利用も検討してみても良いかもしれません。

 

ローンの審査基準が厳しくなる場合がある

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新たに住宅ローンや住み替えローンを組む場合、ローンの審査基準が厳しくなる可能性があります。対策としては、新居の予算を抑えたり、現在住んでいる家を少しでも高く売却したりといった工夫をすることが理想です。

 

また、自己資金がない場合は返済能力が低いとみなされ、融資が受けられないこともあるため、できるだけ自己資金を用意しておくと良いでしょう。

 

ローンの残っている家を売って新居を買うことはできる

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本記事ではローンの残っている家を売って新居を買う方法や注意点を紹介しました。すでに住宅ローンを契約していても、新たに住宅ローンや住み替えローンなどを利用すれば新居を買うことは可能です。本記事で紹介した注意点やポイントをおさえて、新居の購入に踏み出してみましょう。

この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。

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