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ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部
住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。
2024.09.08
2024.05.16
不動産を鑑定する際には不動産鑑定士が行うため、数十万以上の費用が必要になります。また、土地のみを鑑定するのか建物とともに鑑定するのか、戸建てまたは賃貸なのかによって鑑定費用は異なります。今回は、さまざまな不動産の鑑定費用の相場や、安くするポイントを紹介します。
目次
出典:pixta.jp
不動産の鑑定費用は不動産の面積や土地、種類などによって異なりますが、相場は1件につき約20万円〜50万円です。50坪以下であれば鑑定費用が20万円以下になる場合もあります。
不動産鑑定士は、国土交通省が公表している法令・不動産鑑定評価基準に基づいて費用を出していることが多いです。不動産鑑定士が提示した鑑定費用が、この基準と同様であれば良心的と言えますが、基準より上回る場合もあります。
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ざっくり「不動産」といってもどこまで鑑定してもらえるのか?とイメージが湧きにくいです。不動産鑑定士が鑑定できるものは、建物や土地はもちろん、賃貸住宅や事務所・店舗の賃料や借地権の地代です。
不動産の鑑定は不動産鑑定士のみが鑑定するもので、不動産査定は不動産会社が無料で査定することができます。不動産会社に査定を依頼する場合は、査定時は手数料は発生せず売買が成立した際に手数料を支払います。
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では、無料で査定できる不動産会社とは異なり、不動産鑑定士に不動産を鑑定依頼するタイミングについて説明します。
まず、不動産鑑定士に鑑定を依頼するタイミング1つめは、不動産を売却する前です。不動産を売却すると決めた際にどのくらいで売れるのかを鑑定してもらいます。鑑定を依頼してから最短でも2週間程度の期間が必要になり、大きな不動産や特殊な不動産だと1ヶ月程度の期間が必要となる場合もあります。
続いて、不動産鑑定士に鑑定を依頼するタイミングは、アパートやマンションの建設時です。アパートやマンションの家賃設定を定める際に非常に重要になるので、不動産鑑定士に依頼することをおすすめします。
続いて、不動産鑑定士に鑑定を依頼するタイミングは、遺産分割時です。相続が発生し複数人の相続人で分割する場合に不動産鑑定士に依頼します。その際に、不動産総額を正確に算出する必要があり、遺産不動産を評価しなければなりません。
続いて、不動産鑑定士に鑑定を依頼するタイミングは、借地権の見直し時です。借地権とは第三者から土地を借り、地代を支払って借りた土地(借地)の上に建物を建てる権利のことです。土地の価格も年々変動してくるので、更新時には地代の見直し・変更をする際に不動産鑑定士に依頼すると有効でしょう。
最後に、不動産鑑定士へ鑑定を依頼するタイミングは、テナントの賃料見直し時です。借地権の地代と同様に、不動産鑑定士の鑑定結果を参考に賃料の見直しに活用できます。
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不動産の鑑定費用は、国土交通省によって基準が公表されているため大幅な割引は考えられません。しかし、鑑定依頼が1件だけでなく2件以上まとめて依頼する場合や、同じ鑑定士に数回鑑定依頼する場合は、鑑定費用を割引してくれることもあるでしょう。
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逆に不動産の鑑定費用が割増されるケースは、至急の依頼や借地権・賃料の鑑定、英文の鑑定、工場やホテルなどの特殊な不動産などを鑑定する場合は鑑定費用が基準より高くなることが多いです。
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最後に、不動産の鑑定を依頼する方法を紹介します。
不動産の鑑定を依頼する方法1つめは、インターネットで不動産鑑定士を探す方法です。インターネットで不動産の概要や意見を問い合わせ、その後現地調査が入る流れが一般的です。現地調査が入る前に大まかな見積もりが無料の不動産鑑定士もあるので自分に合った鑑定士を見つけてみてください。
続いて、不動産の鑑定を依頼する方法は弁護士や税理士から紹介してもらう方法です。普段利用している税理士や弁護士が不動産鑑定士とつながりがあれば、ぜひ紹介してもらいましょう。
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今回は、不動産の鑑定費用の相場を解説しました。鑑定するものによって異なりますが、鑑定費用は1件最低20万円〜と安くはありません。不動産の鑑定費用を抑えるために、見積もりをとったり、複数社の鑑定費用を比べたりして検討するのがおすすめです。
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