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2024.09.08
2024.04.13
中古住宅を売却する際は、短期間で売って、スムーズに住み替えたいもの。本記事では、中古住宅が売れるまでの期間や売却時のスケジュール、売却を早める方法を解説します。中古住宅の売却についてお困りの方や円滑に売却を進めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
出典:pixta.jp
中古住宅が売れるまでの期間は、平均で3〜6ヶ月といわれています。これは、中古住宅を売りに出してから、買い手が見つかり、成約するまでの期間を指します。
しかし、家の購入は大きな買い物であることに加え、築年数や立地などの物件の条件により、必ず3〜6ヶ月で買い手が見つかるわけではありません。買い手が見つからず、売却に時間を要してしまわないためにも、本記事では売却時のスケジュールや売却を早める方法について解説します。
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ここからは、中古住宅が売れるまでのスケジュールについて解説します。中古住宅を売却する際は、以下の表のような「売却前」「売却中」「売却後」の3ステップに分けて考えましょう。それぞれの期間で行うことと所要期間を参考にしてみてください。
中古住宅が売れるまでのスケジュール
ステップ | 行うこと | 期間の目安 |
売却前 | 売却相場の調査
書類の収集 査定を受ける 媒介契約を結ぶ |
1〜4週間 |
売却中 | 売り出し開始
内覧対応 買主と条件交渉 売買契約を結ぶ |
3〜6ヶ月 |
売却後 | 決済と引き渡し
確定申告と納税 |
1〜2ヶ月
翌年 |
ここからは、3つのステップについて詳しく解説します。
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中古住宅を売却する前にかかる期間の目安は、1〜4週間程度です。事前に情報を収集し、準備を適切に行うことが、売却を早めるコツ。
知識不足や準備不足である場合に、売却価格を高く設定してしまい、住み替え時の資金不足を招く可能性もあります。そのため、中古住宅の売却に関する情報を収集しておくことをおすすめします。
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中古住宅の売却前に行うことと期間の目安
築年数や立地などの物件の条件から売却相場を調べる期間
「登記済証(権利証)または登記識別情報」や「固定資産税納税通知書および固定資産税評価証明書」、「印鑑証明書」等の必要書類を収集する期間
不動産が売却できそうな価格を算出するための査定にかかる期間
不動産に仲介を依頼するための媒介契約にかかる期間 |
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中古住宅の売却にかかる期間の目安は、3〜6ヶ月程度です。売り出しを開始した後に、「内覧対応」「買主との条件交渉」「ローンの仮審査」「売買契約」という5つのステップを踏む必要があります。
中古住宅の売却中に行うこと
購入希望者から問い合わせがあった場合に、内覧の日程を調整したり、物件を見にきてもらったりする等の対応を行います。
内覧対応後、購入の意思がある場合、買い手との売却交渉に移り、希望の売却価格と希望の買取価格のすり合わせを行います。
その後、買い手が住宅ローンの仮審査申し込みを行います。
住宅ローンの仮審査が承認された後に、実際に売買契約を結びます。引き渡し日を調整した上で、買い手から手付金を受け取り、契約書を交わします。 |
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中古住宅を売却した後にかかる期間の目安は、1〜2ヶ月程度です。売買契約を行なった後に、買い手が住宅ローンの本審査を申請。本審査が承認された後に、売却価格から手付金を差し引いた残金で決済を行い、契約書に記載された時期に引き渡しを行います。
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中古住宅の平均売却期間は3〜6ヶ月ですが、なるべく短期間で終わらせたいところ。ここからは、中古住宅の売れるまでの期間を早める方法について解説します。売却を早めるコツは以下の通りです。
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中古住宅の売れるまでの期間を早める1つ目の方法は、不動産会社の得意とする物件や地域を確認すること。不動産会社は、それぞれ得意とするエリアや物件が異なります。似た条件での売買実績や売却したい物件の同じ地域に、不動産会社の店舗があるか確認しましょう。
中古住宅の売れるまでの期間を早める2つ目の方法は、売り出し価格を適切に設定すること。購入者は、買取価格を重視して購入を判断します。そのため、相場から離れた売り出し価格は、売却までにかかる期間を長引かせる可能性があります。相場を調べ、適切な価格を設定しましょう。
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中古住宅の売れるまでの期間を早める3つ目の方法は、物件とは異なる点をアピールすること。駅やスーパーなどが近くにない立地が悪い物件は、売却期間が長くなる可能性があります。この場合、治安や騒音、周辺の公園、バスなどの交通機関などの別の魅力的なポイントをアピールしましょう。
中古住宅の売れるまでの期間を早める4つ目の方法は、物件の状態を良好にすること。築年数が経過している物件も同様に、売却期間が長引く可能性があります。この場合、住宅の状況や欠陥の有無を診断するホームインスペクションや、住宅の汚れを掃除してくれるハウスクリーニングを利用して、物件の状態が良好なことをアピールしましょう。
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それでも中古住宅がなかなか購入されず、売却期間が長引いてしまうこともあります。ここからは、中古住宅の売却期間が長引いたときの対処方法について解説します。
中古住宅の売却期間が長引いたときの対処方法
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中古住宅の売却期間が長引いた際は、不動産会社を変更するのも1つの方法。売却が長引いてしまう原因として、不動産会社の営業力や経験不足が考えられます。もし、不動産会社の営業力が弱いと判断したら、すぐさま不動産会社を変更し、売却を仕切り直ししましょう。
もし売り始めてから6ヶ月が過ぎてしまっている場合、一度ネットに掲載している不動産の情報を取り下げてしまうのも1つの手。中古住宅の売買の繁忙期は2〜3月といわれ、買い手はこの時期に物件を探すことが多いです。
売れ残りの悪い印象を与えないためにも、一度広告を取り下げることがおすすめ。取り下げ後は、繁忙期の少し前に再掲載してみましょう。
もし内覧に来る人がいるにもかかわらず、なかなか買い手が見つからない場合は、内覧対応が適切でない可能性があります。この場合、内覧できる日時を限定せず、土日や平日の日中にも増やすことがおすすめです。
また、内覧は買い手に物件をよりアピールできるチャンス。せっかく来てもらった内覧者に、物件のアピールポイントができないともったいないです。事前に物件の住みやすさや価格等の魅力をアピールできるように、アピールポイントをまとめておきましょう。
なかなか買い手が見つからない場合、物件の契約形態を変更してみましょう。これまでの契約が一般媒介契約の場合、専任媒介契約や専属専任媒介に変更するのもおすすめ。不動産会社を1社に絞る場合、広告費をかけられるため、熱心に営業してもらいやすいです。
媒介契約の種類
複数の不動産会社に仲介を依頼できる契約を指します。また、売主自身が買い手を見つけて売買取引できます。
売り主が1社の不動産会社のみと契約を締結し、重複して依頼できない媒介契約を指します。また、売主自身が買い手を見つけて売買取引できます。
売り主が1社の不動産会社のみと契約を締結し、重複して依頼できない媒介契約を指します。売主が買い手を見つけた場合は、契約を結んだ不動産会社を通して売買取引をする必要があります。 |
出典:/pixta.jp
本記事では、中古住宅が売れるまでの期間や売却時のスケジュール、売却を早める方法について解説しました。中古住宅の売却は、なるべく短期間で終わらせたいもの。中古住宅が売れるまでの期間やスケジュールを参考に、必要な書類や実行すべきことを整理してみてください。
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