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2024.09.08

2024.05.02

住宅ローンが残っていると離婚できないって本当?理由と対処方法について解説!

住宅ローンが残っている状態で離婚をする場合は、手続きをしっかりと行わないとトラブルの原因になりやすいです。トラブルが起こると気持ち良く相手と別れることができません。本記事では、住宅ローンが残っている状態で離婚できないのは本当か詳しく解説!ぜひ、最後まで読んで手続きを漏れなく行いましょう。

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住宅ローンがあると離婚できない?

出典:pixta.jp

 

住宅ローンがあると離婚ができないという言葉を耳にしたことがある方は多いでしょう。しかし、実際には住宅ローンがあっても離婚をすることは可能です。住宅ローンを組んでいるのは金融機関ですが、金融機関に離婚を阻止する権利はありません。

 

住宅ローンを返済してから離婚した方が良いのは間違いありませんが、離婚ができないわけではございません。

 

住宅ローンあると離婚できないと言われている理由

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住宅ローンがあると離婚ができないと言われている理由は以下の3つです。

 

  • 住宅ローンの名義変更が難しい
  • 夫婦共同名義の場合は解消できない
  • 連帯保証人の変更が難しい
  • 家の所有権を巡ってトラブルが起こりやすい

 

それぞれ詳しく解説します。

 

住宅ローンの名義変更が難しい

今まで住んでいた家の住宅ローンはどちらかが支払わなければいけません。例えば、夫の名義で住宅ローンを組んでいたけれど、離婚後の支払いは妻が行う場合は、名義の変更が必要です。

しかし、住宅ローンの名義変更は難しく、認められないケースも多いです。一般的な単なる離婚だけで名義変更が認められることはないと考えておきましょう。

 

夫婦共同名義の場合は解消できない

そもそもですが、住宅ローンを夫婦共同名義で組んでいる場合もあります。その場合は、支払いが完了するまで共同名義でローンを返済し続けなければいけません。離婚をした相手としばらく関係が続くことになってしまうため注意が必要です。

 

連帯保証人の変更が難しい

住宅ローンを組む際には、連帯保証人を設ける場合があります。夫婦の場合は、住宅ローンの名義人が夫で、妻が連帯保証人になっているケースが多いです。離婚をする場合は、当然ですが連帯保証人を変更しなければいけません。

しかし、実際には連帯保証人の変更は難しい場合が多いです。万が一、連帯保証人になっている状態で離婚をする場合は、弁護士のアドバイスを受けるようにしましょう。

 

家の所有権を巡ってトラブルが起こりやすい

離婚後の家の所有権を巡ってトラブルが起こるケースも多いです。双方が所有権を主張した場合は、専門家によってどちらが所有するのが妥当かを判断してもらわなければいけません。場合によっては裁判になる可能性もあります。

このような手続きの手間やトラブルが発生する可能性があるのが、住宅ローンが残っていると離婚できないと言われている理由です。

 

住宅ローンが残っている際に離婚するポイント

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住宅ローンが残っている際に離婚するポイントは、以下の4つです。

 

  • ローンの買取を行う
  • 夫婦のどちらが住み続ける
  • 賃貸に出す
  • 売却する

 

それぞれ詳しく解説します。

 

ローンの買取を行う

ローンの買取を行えば、離婚をしてもローンの支払いでトラブルが起こることはないでしょう。しかし、ローンの買取ができるだけの資産が必要なため、手元の資金が不足している方には難しい方法かもしれません。

 

夫婦のどちらが住み続ける

夫婦のどちらかが住み続ければ、住み続ける側がローンの支払いを行えばいいためトラブルになる可能性が少ないです。ローンの名義人の変更は必要ですが、住宅の所有権が移ったと説明をすれば、金融機関も認めてくれる可能性があるでしょう。

 

賃貸に出す

どちらも住まない場合は、賃貸に出して家賃収入を得る方法もあります。しかし、夫婦のどちらかが管理をしなければいけないため、所有権については良く考えておかなければいけません。

 

売却する

ローンが残っているのであれば、売却して得た金額で返済する方法もあります。しかし、築年数が経過している物件だと、価値が大幅に下がっており売却してもほとんど手元にお金が入らないかもしれません。

売却を検討しているのであれば、価値が下がらないうちに早めに行動をしましょう。

 

離婚時の財産分与のポイントとは?

出典:pixta.jp

 

離婚時には物件を始めとした財産分与を行わなければいけません。その際には以下のポイントに注意しましょう。

 

  • 請求期間が定められている
  • 割合は2分の1となる

 

それぞれ詳しく解説します。

 

請求期間が定められている

財産分与は離婚前でも離婚後でも行うことができます。しかし、離婚をしてから2年が経過すると、家庭裁判所に申し立てができなくなるので注意しましょう。基本的には2年以内に財産分与について完了させなければいけません。

 

割合は2分の1となる

基本的には割合は2分の1となります。建物は2分の1ずつ分けるのが難しいため、どのような形で財産分与をするのかは良く相談しなければいけません。トラブルになりやすいポイントであるため十分注意しましょう。

 

住宅ローンが残っていても離婚は可能

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住宅ローンが残っていても離婚はできます。しかし、さまざまな要因でトラブルが起こりやすいのは間違いありません。トラブルの発生を防ぐためにも、相手としっかりと話し合って財産分与などの相談を行いましょう。本記事を参考にして、住宅ローンが残っている方は、離婚の手続きを進めてみてください。

 

この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。

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