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ARUHI 住み替えコンシェルジュ
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2024.12.05
2024.04.13
「今住んでいる家から引っ越したいのに、なかなか家が売れない」「どうすれば売れるようになる?」と困っている方必見!本記事では引っ越したいのに家が売れないときに生じる問題点や原因、対処法について紹介します。また売却できないときの避けるべき行動についても解説するので、あわせて確認してみてください。
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目次
出典:pixta.jp
「新しい家に引っ越したいのに、今ある家がなかなか売れない」と困ってしまう経験は誰しも起こり得るおそれがあります。
しかし引っ越したいのに家が売れないと、さまざまな影響や問題、リスクが生じる場合があるため注意が必要です。まずは具体的にどんな影響が生じるのかを解説します。
今ある家の売却費用を新居の購入費用にあてようと考えている場合、家が売れないと新居の購入費が工面できません。
新居の購入費が準備できないと、購入計画や引っ越しのスケジュールが遅れてしまい、その後の生活に影響が出てしまいます。
特に入学や転勤といったどうしても調整が難しい行事がある場合、引っ越しできないことにストレスや不安を感じやすくなってしまうため注意が必要です。
今ある家が売れず住宅ローンが残ったままの場合、金融機関で新たな住宅ローンを組めないリスクがあります。理由としては、複数ローンの返済能力がないと金融機関に見なされる場合があるためです。
金融機関で新たな住宅ローンが組めないと新居の購入ができなくなり、上記と同様に引っ越しのスケジュールが大幅に遅れるという事態につながってしまいます。
もし新たな住宅ローンを組まずに自分の資金だけで新居を購入できたとしても、今ある家が売れずに残っていれば、新旧両方の家に固定資産税がかかってしまいます。
固定資産税が二重でかかるということは、家計にかなりの負担を与えることになるため注意が必要です。固定資産税は下記の計算式で求められます。
固定資産の評価額 × 標準税率1.4%(※) = 固定資産税
仮に固定資産の評価額が1,200万円の場合、固定資産税は年間16万8,000円です。単純にこの2倍ほどの税金がかかるとなると、経済的負担がかなり大きくなってしまいます。自己資金で新居を購入する場合でも、長期的に支払えるかを考えておくことが重要です。
※“総務省 公式HP” 参照
家が売れないと継続的に旧居の管理費や維持費がかかったり、定期的なメンテナンスに手間がかかるという問題もあります。
水回りの掃除やシロアリ駆除、庭周りのお手入れ、換気といった管理を怠ってしまうと、清潔感が失われ、余計に家が売れなくなるという事態につながりかねません。
また新居と旧居の距離が遠い場合、メンテナンスをするにも身体的、精神的、経済的な負担がかかってしまいます。
どうしてもやむを得ない事情があり、家が売れる前に賃貸に引っ越すという場合でも、今ある家のローンと家賃両方の支払いが必要になります。
家が売れないまま新居に引っ越す場合と同様、経済的負担が大きくなってしまうため注意しましょう。
出典:pixta.jp
ここからは引っ越したいのに家が売れない原因について紹介します。なかなか家が売れない原因は主に下記の5つです。自分の家が当てはまっていないかを確認してみましょう。
引っ越したいのになかなか家が売れない場合、売出価格が相場より高くなっている場合があります。「引っ越し費用にあてたい」「ローンを完済したい」という思いが強いあまり、他の物件より売出価格を高くしすぎてしまうと、買い手がつかなくなるため注意しましょう。
逆に「とにかく早く売りたい」と思うあまり、売出価格を相場より低く設定しすぎると、他の物件より条件が劣っていると思われてしまい売れなくなってしまいます。そのためまずは、売りたい家の周辺物件と比較して、相場感を確かめてみましょう。
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外観や内観のメンテナンスがあまりされていないと、清潔感や魅力が失われ、家がなかなか売れない原因につながります。
内観が汚れていないか、変な臭いがしないか、外壁が老朽化していないかなど、今ある家のメンテナンスが不足していないか、まずは確認してみましょう。
売れづらい時期に家を売り出している場合、なかなか買い手がつかない原因になる場合があります。基本的に物件は、新生活が始まるタイミングである2〜3月、異動や転勤が多い時期である9月に売れやすい傾向にあります。
需要のない時期に売り出してしまうと、必然的に買い手がつかない原因になるため注意しましょう。
売り出したい家の立地や間取りがよくない場合、なかなか家が売れない原因になります。例えば通勤や通学をするための交通網があまりよくなかったり、そもそも人気のない地域であったり、子育てに不向きな間取りであったりする場合です。
その場合需要がなく、なかなか買い手がつかないおそれがあります。
魅力的な家であるのになかなか売れない場合は、不動産仲介業者がマーケティングや宣伝に力を入れていないという場合があります。また内見時の対応が悪いと、なかなか買い手がつかないというおそれがあるため、不動産仲介業者選びも慎重に行うことが重要です。
また不動産仲介業者が囲い込みをしているおそれもあるため注意しましょう。囲い込みとは、売り手と買い手両方から手数料を取るために、物件情報を公開しなかったり、他の業者からの購入希望者を遮断したりすることです。
なかなか買い手がつかない場合、不動産仲介業者を変えるというのも手段の1つとして考えておきましょう。
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家が売れない原因を把握したら、具体的な対処法について確認しましょう。具体的な対策としては、主に上記の5つが挙げられます。
売出価格が相場より高い、需要と合っていないという場合は、価格を下げてみましょう。
ただし前述した通り、売出価格が低すぎると逆に買い手がつかなくなったり、一度下げた価格を元に戻すことは容易ではなかったりするため、不動産仲介業者とよく相談して決めるのがおすすめです。
また売出価格を下げるときは、ローン残高や引っ越し費用なども考慮して決めるようにしましょう。
家の外観や内観に問題があると判断した場合は、ハウスクリーニングやホームインスペクションなどを活用してみましょう。
ハウスクリーニングとは、業者に水回りやエアコン掃除、フローリングの清掃をしてもらうこと。ホームインスペクションとは、資格を持つ専門家に家の構造、外観、屋根、配管、電気配線など、さまざまな観点を評価してもらい、購入するだけの価値がある物件だと証明してもらうことです。
多少費用はかかってしまいますが、業者の力を借りて家を清潔に保つというのも1つの手です。
今すぐ売り出す必要がなければ、需要のある時期に家を売るというのも対処法の1つです。
前述した通り、家が売れやすいのは2〜3月、または9月ごろなので、需要が高まりやすい時期に合わせて売却活動をやり直してみましょう。不動産仲介業者とも相談して、売り出し時期の変更を検討してみてください。
もし不動産仲介業者のマーケティング不足や、囲い込みが原因で家がなかなか売れない場合は、思い切って不動産仲介業者を変えてみましょう。
Webサイトや広告に魅力がある、その地域の販売実績が多い、営業や内見時の対応が良いなどを軸に、不動産仲介業者を選んでみてください。
立地や間取りの問題で家がまったく売れない、どうしてもその時期に引っ越さなければならないという場合は、直接不動産買取業者に売るという手もあります。
買取業者は家を購入した後、リフォームや修繕などを行って価値のある物件として販売活動を行うため、需要のない家でも買い取ってくれる可能性が高いためです。すぐにお金に変えたいという方は、不動産買取業者への売却を考えてみてください。
出典:pixta.jp
なかなか家が売れないとき、避けるべき行動について紹介します。今ある家をなんとかしたいと思うあまり、下記のような行動をしてしまうのは避けましょう。
なぜ避けるべきなのかの理由について詳しく解説します。
なかなか今ある家が売れないとき、物件をリフォームして売り直そうとしたり、家を解体して土地だけを売り出そうとしたりする人がいますが、避けましょう。
なぜなら立地や周辺環境に問題がある場合、どれだけ家をキレイにしたり、土地だけを売ろうとしても結局売れないためです。
最終的にリフォーム費用や家の解体費用で余計な赤字が出てしまうおそれがあるため、焦って行動しないように注意しましょう。
早く家を売りたいと思うあまり、家の不具合や不備といった瑕疵を隠して売ろうとするのはやめましょう。もし瑕疵を隠したまま家を売却してしまうと、契約解除や損害賠償請求といった問題につながりかねません。
そのためもし家の不具合がある場合は、正直に不動産仲介業者に伝えるようにしましょう。
家がなかなか売れないからといって、旧居を放置して空き家にするのは避けましょう。
空き家にしてしまうと定期的にメンテナンスや管理をしている物件より、急速に老朽化が進んでしまうためです。
老朽化することで、より家が売れなくなるという悪循環に陥ってしまうため、空き家にするのであれば不動産買取業者に買い取ってもらう方がよいでしょう。
出典:pixta.jp
引っ越ししたいのに家が売れないと悩んでいるときは、なぜ売れないのかの原因を追求し、それに対する具体的な対処法を実践することが重要です。売出価格を下げてみたり、売却時期や不動産仲介業者を見直してみたりして、できる対策を試してみてください。
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