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2024.05.19

2024.05.19

新築マンションの売れ残りが狙い目?メリットとデメリットを紹介

新築マンションの売れ残りを探している方必見!マンションをお得に購入したい方に向けて、売れ残りの新築マンションのメリットとデメリットを紹介します。買主が見つからず売れ残っている理由や、購入タイミングも併せて紹介するので、気になる方はぜひ最後までチェックしてみてください。

 

新築マンションが売れ残る理由

出典:pixta.jp

 

新築マンションが売れ残っている場合の多くは、価格設定や需要と供給が釣り合っていないなどの問題が見受けられます。まずは、新築マンションが売れ残る理由を見ていきましょう。

価格が高い

特に都心では、新築マンションの価格が高い場合が多いです。マンション建設前には土地を購入しますが、土地の価格は今も高騰し続けています。土地の取得費に加えて、建設費や人件費がかかることで、必然的に新築マンションの価格も高くなりやすいです。

 

つまり、土地の取得費が高いほど、新築マンションの価格も高くなる。そのため、手の届きにくい価格設定になってしまい、新築マンションが売れ残る原因になります。

住戸の条件が悪い

新築マンションの立地や住戸の条件が悪い場合も、売れ残る原因になります。日当たりが悪い、ベランダ先に高層ビルがあるなど、新築マンションでも条件次第で、一定の部屋だけ長く売れ残ることも珍しくありません。

 

将来的にマンション売却を検討するなら、住戸の条件がいい部屋を好むのは必然と言えるでしょう。資産価値を高めるためにも、住戸の条件が悪い新築マンションは売れ残りやすいです。

ランニングコストが高くなる

新築マンションの中には、防犯設備やコンシェルジュの常駐など、しっかり設備が整っている場合があります。設備が豪華であるほど、修繕積立費や管理費などのランニングコストの支払いが大きくなりやすいので注意しましょう。

 

物件購入後に支払うランニングコストが高いほど、購入前に一度考え直したいという人も多いです。新築マンションの設備に目が眩むと、後に請求される金額が大きくなってしまいます。

立地が悪く不便

「最寄り駅や職場までの距離が遠い」「学校までの通学路が長い」など、それぞれのライフスタイルに合わない新築マンションは売れ残る事が多いです。

 

買主と売主の需要と供給がうまく釣り合わず、新築マンションが長期間売れ残っている場合が見受けられます。

 

売れ残った新築マンションを購入するメリット

出典:pixta.jp

 

続いて、売れ残った新築マンションを購入するメリットを紹介します。内見しやすく管理状態を把握しやすい、といったメリットがあるので、ぜひ目を通してみてください。

物件をお得に購入できる

売れ残った新築マンションは、少しでも早く売却したい考えから、通常金額よりも値引きされることがあります。なかには、オプションや家具がついてくる場合もあり、お得に購入しやすいです。

 

売れ残り期間に合わせて金額が下がっていくこともあるので、新築マンションを購入するタイミングをしっかり見計らうことが大切になります。

 

部屋の様子を確認できる

新築マンションを購入する際には、モデルルームを事前に見学できます。既に部屋が完成している状態なら、日当たりや風通し、眺望など理想の条件に合う部屋を見つけやすいです。

 

部屋にある設備の状態も把握できるので、購入後に修理が必要かどうかも事前に確認できます。もし探している部屋が見学可能であれば、一度時間をとって見学するようにしましょう。

 

すぐに入居できる

売れ残った新築マンションであれば、契約と決済完了後にすぐ引き渡しできます。部屋が完成している状態なので、入居までの期間が短く済むのが特徴。

 

通常の新築マンションとは違い、契約と決済完了後に引き渡しを待つ必要がありません。見学をした上で、すぐに契約して入居したい方は、売れ残った新築マンションが狙い目でしょう。

 

売れ残った新築マンションを購入するデメリット

出典:pixta.jp

 

続いて、売れ残った新築マンションを購入するデメリットを紹介します。売れ残っているからと油断すると、入居後に高額の費用がかかる可能性があるので、注意してください。

管理費や修繕積立費の支払いが発生する可能性がある

売れ残った新築マンションを購入する際、管理費や修繕積立費を買主に負担させる場合があります。通常は、売主が負担するものですが、契約事項に売主の支払いを免除にする内容が含まれているかもしれません。

 

すぐに入居したい気持ちを抑えて、契約前に記載内容をしっかり確認するようにしましょう。

 

売れ残った新築マンションの購入タイミング

出典:pixta.jp

 

続いて、売れ残った新築マンションの購入タイミングを紹介します。賢くお得に新築マンションを購入するために、適切なタイミングを狙いましょう。

 

決算期を狙う

多くの不動産会社が決算期に入る3月は、売上を伸ばすために値引きしてもらえることがあります。住宅ローンの審査期間も含めると、引き渡し予定から1ヶ月前には交渉するとよいでしょう。

 

不動産会社としても、早く部屋が売却できるのは嬉しいこと。営業がラストスパートをかけ始める2月下旬から3月上旬に購入するのがおすすめです。

 

残りの戸数が少ない

残りの戸数が少ない状態になると、少しでも早く売却したいと考える不動産会社が多いです。内覧時に住宅ローンの事前審査を終わらせておくことで、営業の方に本気で購入を検討しているアピールをすると、より値引きしてもらえるかもしれません。

 

具体的な数字を提案してもらいやすくなるので、残りの戸数が少ない新築マンションを狙うのが賢い方法です。

 

売れ残りの新築マンションを購入しよう

出典:pixta.jp

 

売れ残りの新築マンションのメリットとデメリットを紹介しました。通常の販売価格よりお得に購入できる反面、日当たりが悪く、交通アクセスが不便など条件が悪い場合があります。売れ残りの新築マンションを購入する際は、条件や契約内容をしっかり確認するようにしましょう。

この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。

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