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2024.05.16

2024.05.16

相続した土地を売却する際は確定申告が必要?発生する税金や必要書類を解説

「相続した土地を売却したい!」「土地を相続したら税金対策や確定申告が心配」など、土地を相続する場合に悩みを抱えている方も多いでしょう。本記事では、持っている土地を相続として売却する際には確定申告が必要なのか、発生する税金などについて解説します。相続した土地を売却する流れについても説明しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

 

相続した土地を売却した際は確定申告が必要?

出典:pixta.jp

 

相続した土地を売却した際は、確定申告は不要になります。確定申告とは1月1日〜12月31日までの1年間に生じた所得に対して納める税金のことですので、相続した財産は所得とみなされません。

 

よって、相続した土地を売却した際は所得ではないため「確定申告」は必要ありませんが、他の税金は発生します。この後詳しく解説していきますので参考にしてみてください。

 

相続した土地が所得とみなされるケース

出典:pixta.jp

 

先ほど、相続した土地を売却した際は「所得」とみなされないため確定申告は不要になると説明しましたが、利益が発生する場合は「所得」とみなされるため確定申告が必要となります。

 

相続した土地を売却した際に発生する税金

登録免許税

平成30年の税制改正により相続による土地の所有権の移転の登記手続きを行う際にの税金「登録免許税」が追加されました。

 

・相続:不動産の固定資産税評価額の0.4%

・贈与:不動産の固定資産税評価額の2%

・売買:不動産の固定資産税評価額の2%

 

印紙税

印紙税は売却した金額によって異なります。印紙税は国税庁の公式HPから確認できます。

 

相続した土地を売却した際の特別控除

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・取得費加算の特例:相続が開始された日から3年10か月以内に相続財産を売却した場合、相続税額の一部を取得費に加算することで、譲渡所得税の負担を軽減することができる

 

・3,000万円特別控除:譲渡所得から最高3,000万円まで控除できる。土地を売却した翌年の2月16日〜3月15日に確定申告することが条件。

 

相続した土地を売却する流れ

出典:pixta.jp

 

1. 遺産分割協議

まず、相続をする際に複数の相続人がいる場合、遺産の分割について協議・合意をします。直接話し合いができなければ電話やメール、LINEで決定することも可能です。

 

2.  相続登記

遺産分割協議で合意したら、その内容をまとめた書類「遺産分割協議書」を作成します。相続人全員の署名と実印が必要になり、印鑑証明書も添付します。

 

3. 相続不動産を売却

相続人全員の相続登記が終えたら、不動産の売却を行います。

 

4. 現金を分割

不動産を売却がされたら、相続人で分割を行います。

 

相続した土地を売却する際は確定申告は不要

出典:pixta.jp

 

相続した土地を売却した際は所得ではないため「確定申告」は必要ありませんが、利益が発生する場合は所得とみなされるため確定申告が必要になります。確定申告以外では、登録免許税や印紙税は必須です。

 

この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

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