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2024.05.02

2024.05.02

離婚で家を売却するタイミングとは?抑えるべきポイントや売却方法を紹介

離婚で家を売却するタイミングや注意点、売却方法を紹介します。「離婚で家を売却するタイミングはいつがいい?」「なにから始めればいいのかわからない」と不安になる方は多いでしょう。離婚前後によって売却方法は異なるので、本記事を参考に家の売却を進めてみてください。

 

離婚で家を売却するタイミング

出典:pixta.jp

 

離婚で家を売却するタイミングは、離婚前と離婚後のどちらかになります。スケジュールによって売却するタイミングは異なるので、自分たちにあった方法を選びましょう。

 

離婚前に家を売却する

家を売却するには、半年近く相手とこまめなやり取りをおこなう必要があるので、離婚後にあまり連絡を取り合いたくない方におすすめです。コミュニケーションが取りやすいうちに家を売却することで、円滑に事を済ませられます。

 

離婚後に家を売却する

離婚後に家を売却する場合は、納得がいく値段やタイミングまでこだわれるので、お互いが売却活動に専念しやすいメリットがあります。離婚前に比べて時間に余裕があるので、話し合いながら慎重に家を売却したい方におすすめです。

 

離婚で家を売却する方法

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ここからは、離婚で家を売却する方法を紹介します。自分たちに合った方法を選んで、納得がいく形で売却活動を進めていきましょう。

 

不動産会社に仲介を依頼する

できるだけ高い値段で家を売却したい方は、不動産会社に仲介を依頼するのがおすすめです。売却までに時間がかかりますが、売却金額を相場に近づけやすいのが特徴。複数の不動産会社に査定してもらって、理想に近い金額で売却してもらえる不動産会社を選ぶようにしましょう。

 

売却時に住宅ローンの支払いが残っている場合は、全額返済後に抵当権を抹消しなければいけません。住宅ローンと売却金額を比べて、きちんと返済できそうか確認を取ることが大切です。

 

不動産会社に買い取ってもらう

とにかく家を早く売却したいときは、不動産会社に買い取ってもらうのが効率良いです。購入希望者が見つかるまで売却活動が終わらない、というリスクが発生しないので、手早く家を売却したい方におすすめ。

ただし、相場よりも比較的安い金額でやり取りされることが多いです。仲介と同じように、住宅ローンの支払いがある場合は、きちんと完済できるかどうかも確認しておきましょう。

 

任意売却をおこなう

任意売却とは、査定で提示された金額が住宅ローン残債よりも低く、売却金額を使っても完済できない状態で利用できる売却方法です。基本的にローン完済後に抵当権を抹消しなければ売却できませんが、任意売却ということであれば金融機関の了承を得た上で、抵当権を解除できる特徴があります。

 

リースバックをおこなう

リースバックとは、家を不動産会社に売却したあとに、賃貸契約を交わして同じ物件に住み続けることを指します。離婚後に仕事や学校生活で支障を出したくない方におすすめの方法です。

 

時間をかけずに早く家を売却して、手早く相手との関係性を清算したい場合に利用されることが多いのが特徴。リースバックも事前に住宅ローンの完済が必要なので注意しましょう。

 

離婚で家を売却するときに抑えるべきポイント

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ここからは、離婚で家を売却するときに抑えるポイントを紹介します。売却活動を進める上でいくつか注意点があるので、しっかりポイントを抑えてスムーズに家を売却しましょう。

 

住宅ローンの残債

上記で紹介したように、住宅ローンの残債の有無によって売却方法が異なります。基本的に家を売却する際には、住宅ローンを完済する必要があるので、きちんとお金と時間に余裕を持たせることが大切です。

 

任意売却では、残債の有無に関係なく家を売却できますが、信用情報に履歴が残ってしまうので、慎重に検討しなければいけません。

 

名義人が家を売却する

家を売却するときは、基本的に名義人が売却する必要があります。夫婦で共有名義にしている場合は、どちらか片方でななく双方の合意が求められるのが特徴です。

 

場合によっては、自分の持ち分だとしても、不動産会社から相手にも持ち分を渡すように交渉されることもあります。

 

財産分与は離婚後2年以内に請求する

離婚前にお互いの間で財産分与の話し合いがまとまっていない状況でも、離婚後2以内であれば財産分与の請求が可能です。調停を家庭裁判所に申し立てることで、離婚後でも財産分与を受けられるようになります。

 

双方の間でトラブルになりそうだと感じたら、あらかじめ財産分与を受けるために行動するようにしましょう。

 

離婚で家を売却するなら早めに計画を立てよう

出典:pixta.jp

 

離婚で家を売却するタイミングや注意点、売却方法を紹介しました。不動産会社に仲介を依頼することで、計画的に家の売却を進めましょう。基本的に家の売却は名義人がおこないます。離婚の話が進んだら、急がずに落ち着いて売買取引を成立させるための準備を始めるようにしてみてください。

この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。

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