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2024.04.13

2024.04.13

4000万円で売った家がいくらで売れるのか?売却相場と高く売るコツも紹介

本記事では「4000万円で売った家がいくらで売れるのか」を知る方法として、不動産の値上がり率やさらに高く売るコツについて解説します。物件の購入や今住んでいる家の売却を検討している方に必要な知識を提供するので、不動産の売却価格を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

 

築年数から見る4000万円で買った家の値下がり率

出典:pixta.jp

 

築年数から見た以下の物件の値下がり率について解説します。

 

  • 4000万円の戸建ての値下がり率
  • 4000万円のマンションの値下がり率

4000万円の戸建ての値下がり率

4000万円で買った戸建て(建物価格3,000万円、土地価格1,000万円の場合)の値下がり率について以下にまとめました。戸建ての場合、築年数によって資産の価値が減少するのは建物の部分のみなので、土地の価格は変動しないところがポイントです。

築年数 建物部分の値下がり率 売却価格
築1年 5% 3,850万円
築2年 13% 3,610万円
築3年 18% 3,460万円
築4年 25% 3,250万円
築5年 30% 3,100万円
築6年 35% 2,950万円
築7年 40% 2,800万円
築8年 45% 2,650万円
築9年 50% 2,500万円
築10年 55% 2,350万円
築20年 85% 1,450万円

4000万円のマンションの値下がり率

4000万円で買ったマンションの値下がり率について以下にまとめました。

 

築年数 マンションの値下がり率 売却価格
築1年 10% 3,600万円
築2年 12% 3,520万円
築3年 14% 3,440万円
築4年 16% 3,360万円
築5年 18% 3,280万円
築6年 20% 3,200万円
築12年 30% 2,800万円
築18年 40% 2,400万円
築24年 50% 2,000万円
築30年 60% 1,600万円

 

戸建ての値下がり率と比べると、4年以上住む場合マンションの方が値下がり率が緩やかであることがわかりました。

 

4000万円で買った家の取引相場を調べる方法

出典:pixta.jp

 

4000万円で買った家の取引相場を調べるための以下の方法について解説していきます。

 

  • 実際の取引価格から調べる
  • 物件検索サイトから調べる

実際の取引価格から調べる

実際の不動産売却価格から調べる方法として、以下の2つのサイトから調べることができます

 

 

不動産流通機構が運営しているレインズマーケットインフォメーションは、売買された戸建てやマンションの価格情報が検索できます。国土交通省が運営する土地総合情報システムでは取引者のアンケートをもとに、土地や建物の取引価格をデータベース化しています。

 

2つのサイトを利用することで土地と建物の価格を知ることができます。

物件検索サイトから調べる

一般の消費者向けの物件検索サイトの販売価格からも取引相場を確認することが可能です。自分の物件と近い条件の販売物件を調べれば売値が判明するので、所有物件の売値の参考にすることができます。

 

4000万円で買った家を高く売るコツ

出典:pixta.jp

 

4000万円で買った家を高く売るための以下のコツについて解説します。

 

  • 戸建ての場合5年マンションは10年以内に売る
  • 近隣で大規模開発が行われたら売る
  • 3000万円の特別控除が適用する場合に売る

戸建ての場合5年マンションは10年以内に売る

国土交通省のデータによると新築時の80%以内の査定額で売却したい場合、戸建てなら5年以内、戸建ては10年以内(※)に売るのがポイントです。値下がり率を考慮するとこれらの期限内に売らないと80%を下回ってしまうため注意する必要があります。

 

”国土交通省公式HP” 参照

 

近隣で大規模開発が行われたら売る

物件がある地域の近くで大規模開発が行われると土地の価格や需要が高まることがあるため、開発をきっかけに価格が上がったタイミングで物件を売ることも有効な方法です。開発の内容としては複数のタワーマンションの建設や複合施設の開発があります。

 

3000万円の特別控除が適用する場合に売る

マイホームを売って譲渡益がある場合、譲渡所得から最高3,000万円まで控除ができる特例(※)があり、支払う税金を抑えることで結果的に高く売ることができます。

 

3000万円の特別控除は以下のような場合に適用できます。

 

売却するのが自宅である

建物を取り壊してから1年以内に売る

敷地を貸駐車場として利用していない

売る相手が親子や夫婦など特別な関係ではない

 

条件が当てはまる場合はぜひ利用しましょう。

 

”国税庁公式HP”参照

 

4000万円で買った家を売る時の注意点

出典:pixta.jp

 

4000万円で買った家を売る際の以下の注意点について解説します。

 

  • 欠陥や欠点は必ず伝える
  • 売却理由を明確にする

 

欠陥や欠点は必ず伝える

物件の売主は契約前に、物件の欠陥や問題について知らせる義務があります。これは「瑕疵担保責任」と呼ばれ、買主を不当な損害から守るための法律として定められています。この義務を怠って契約後に欠陥発覚した場合、契約解除や損害賠償を請求されるおそれがあるため注意しましょう。

売却理由を明確にする

物件を売る際に売却理由を明らかにしておいた方が買主の心証が良くなり、契約につながりやすくなります。例えば安く販売する際に転勤が理由であれば、欠陥があるわけではなく期限があるため仕方なく安く売っていると買主は納得することができます。売却理由がネガティブであったり、伝えるべきか迷ったりした場合は不動産会社に相談するのも有効な方法です。

 

4000万円で買った家を売る際はポイントをおさえて売却しよう

出典:pixta.jp

 

家やマンションを売る際には「早めに売る」「不動産価格上昇のタイミングで売る」「税金を抑えて売る」といったポイントがあります。本記事で紹介したコツを理解し、相場に合わせて売ることが重要です。築浅で売る場合、購入希望者は何か物件に問題があるのではと疑う傾向があるため、理由をしっかり説明して納得した上で話を進めていきましょう。

この記事を書いた人

ARUHI 住み替えコンシェルジュ
編集部

住み替えのプロ、ARUHI 住み替えコンシェルジュがわかりやすくご説明し、一人ひとりに寄り添った、安心できる住み替えを徹底サポートします。

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